JAF山形支部が被災地支援のために初の車両寄付
2025年4月4日、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)山形支部が日本カーシェアリング協会に業務で使用していた車両を寄付します。この寄付は、被災地でクルマを必要とする人々を支援するための重要な一歩となります。
今回寄付されるのは、JAF山形支部で12年間大切に使用されてきたトヨタ・シエンタです。この車両は、被災地での復旧・復興活動に必要とされる人々に、移動手段を提供することを目的としています。
寄贈式の詳細
寄贈式は、2025年4月4日(金)の午前10時から10時30分まで、山形市小立にあるJAF山形支部の駐車場で行われます。万が一雨天の場合は、車庫内での実施となる予定です。
式典では、支部長の髙橋修氏をはじめ、日本カーシェアリング協会の代表理事である吉澤武彦氏などが出席し、車両の引き渡し、写真撮影、およびインタビューが行われます。
JAFと日本カーシェアリング協会の連携
JAFは2023年7月、日本カーシェアリング協会との間で「災害時における支援に関する協定」を締結しました。この協定は、被災地域の円滑な復旧・復興を目的とした無償貸出支援活動を促進するものです。この協定によって、JAFはモビリティ・レジリエンス・アライアンスに加盟し、被災地でクルマの無償貸出支援に関して協会の活動に積極的に協力しています。
モビリティ・レジリエンス・アライアンスとは
モビリティ・レジリエンス・アライアンスは、災害が発生した際に迅速かつ確実に支援を行うため、企業や団体が結束するネットワークです。このアライアンスの目的は、大規模な災害時において必要となる車両を、できる限り早く被災地に提供することです。今回寄付される車両も、こうした活動の中で、地域内での移動支援を含むさまざまな形で活用されることが期待されています。
寄付の背景と意義
この車両の寄付は、JAF山形支部が地域社会に対する責任を果たすための一環といえます。被災地で生活する人々にとって、移動手段を確保することは復旧・復興の大きな鍵です。JAFは今後も、地域に根ざした支援活動を通じて、地元の皆さまへの貢献を続けていく考えです。
この寄付を通じて、被災地に新たな光が灯り、必要とされる支援が届けられることを願っています。各地域の方々の安全な移動が確保され、早期の復興に繋がることが重要です。この取り組みが、多くの人々に福祉をもたらし、共に支え合う地域社会を作る一助となることを祈っています。
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