悠久の昭和モダン展
2025-01-07 08:20:26

「ヌエットの描く昭和モダンの軌跡」展 2025年に開催!

「ヌエットの描く昭和モダンの軌跡」展のご案内



2025年1月11日から3月30日まで、東京都小平市に位置するガスミュージアムで「ヌエットの描く昭和モダンの軌跡」展が開催されます。この特別展では、フランス人のノエル・ヌエット氏の作品を通じて、昭和初期の東京の魅力を再発見することができます。展示が行われる時期は、彼の生誕140年に当たります。

ノエル・ヌエット氏の足跡



ノエル・ヌエットは1885年にフランスのブルターニュで生まれ、詩人として活動していました。彼の日本との関わりは大正15年(1926年)、静岡でフランス語教師として来日したことに始まります。その後、一度帰国後再度来日し、昭和37年(1962年)までにわたり、東京での生活を続けました。この期間中、彼は戦前・戦後の東京の風景をスケッチし、その記録を詩や随筆で表現しました。

特に、ヌエット氏にとって昭和初期の東京は「古きもの」と「新しきもの」が並存する興味深い場所でした。この時代の東京は、1920年代から30年代にかけて、和洋折衷の文化が花開いた時期でもあります。

展示の見どころ



展示される作品には、彼が描いた昭和11年(1936年)の「東京風景両国橋」や「東京風景歌舞伎座」、さらには当時の生活を象徴するガス器具や、ガスのある暮らしが記録された写真などが含まれます。特に、当時の絵はがきや日常生活に使われた道具から、昭和モダンの生活風景が詳しく紹介されます。

ガスのある暮らしには、ガス器具の路上販売風景や、昭和初期の台所の風景が含まれ、当時の人々がどのように暮らしていたのかを知ることができる貴重な機会です。

この展示は、単にヌエット氏の作品を紹介するだけではなく、同じく140年を迎える東京ガスの歴史も示しています。東京ガスは、東京のガス事業の始まりを支え、都市生活の発展に寄与してきました。

ガスミュージアムについて



ガスミュージアムは1967年に設立され、都市ガス事業に関する豊富な資料を展示してきた施設です。訪れる人々は、展示館内の赤レンガの建物や様々なガス器具、そしてガスに関する歴史を学ぶことができます。探訪しやすいように、アクセスも整備されており、特に西武新宿線の小平駅からはバスが利用可能です。

開催概要


  • - 会期: 2025年1月11日(土)~3月30日(日)
  • - 休館日: 月曜日
  • - 開館時間: 午前10時~午後5時
  • - 会場: ガスミュージアムガス灯館2階ギャラリー
  • - 入場: 無料

訪れる際は、ぜひ心の準備をして、昭和モダンの息吹を感じてください。ノエル・ヌエット氏の視点を通じて、歴史的な東京の姿を追体験できることでしょう。


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会社情報

会社名
東京ガス株式会社
住所
東京都港区海岸1-5-20
電話番号

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