株式会社ゴールドウインと富山県は、6月27日に包括連携協定を締結しました。この協定は、県民サービスの向上と地域社会の活性化を目的としており、両者の知見や資源を最大限に活用することで、地域課題の解決を目指します。
特に注目すべきは、ゴールドウインが推進する「PLAY EARTH PARK NATURING FOREST」プロジェクトです。これは、富山県南砺市桜ヶ池周辺エリアに建設される自然体験型施設で、自然と触れ合い、遊びながら学べる場を提供します。
このプロジェクトを通して、富山県の豊かな自然や文化を国内外に発信し、地域の魅力向上を図るとともに、地球環境のサステナビリティにも貢献していく計画です。具体的には、以下の取り組みを予定しています。
地域振興: 地域文化や伝統、独自資源の発信を通して、地域の魅力を高め、観光客誘致につなげます。
地球環境のサステナビリティ推進: 生物多様性の保全や普及活動、自然共生サイトの登録と利活用を進め、持続可能な社会の実現を目指します。
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こどもの育成支援: 自然の中で遊びながら学べる体験学習の場を提供し、こどもたちの創造性や探求心を育みます。
富山県知事の新田八朗氏は、「『PLAY EARTH PARK NATURING FOREST』は、こどもたちがのびのびと遊び、自然の中で学び成長していく場所となる。このプロジェクトを通して、こどもたちのウェルビーイングを高め、地域全体の活性化に貢献したい。」と期待を表明しました。
ゴールドウイン代表取締役社長の渡辺貴生氏は、「この施設を通じて、地域住民との連携を深め、自然環境保護への意識を高めていきたい。また、こどもたちの未来のために、自然と触れ合い、学び、創造性を育む機会を提供していきたい。」と意気込みを語りました。
今回の包括連携協定締結は、企業と地域が協力し、持続可能な社会の実現に向けて共に歩むための重要な一歩となります。今後の取り組みが注目されます。