「3DTascalX」V10登場
2019-07-24 16:53:34

新たに機能が充実した国産3Dビューア「3DTascalX」V10の魅力を解説

3Dデザインや製造業界で活躍する国産3Dビューア「3DTascalX」が、最新バージョンV10をリリースしました。この新しい版本では、ユーザーのニーズに応える充実した機能が追加されています。

主な新機能


1. 3Dアノテーション情報のインポート
CATIA、NX、Creoの3つのインターフェースオプションが新たに導入され、これによって3Dアノテーション情報のインポートが可能になりました。設計者が意図する寸法や視点(ビュー情報)を正確に取り込むことができ、スムーズなデータの受け渡しが実現します。

2. Inventorインターフェースオプション
AUTODESK社の「Inventor」データを読み込むためのインターフェースオプションも新たに登場しました。これにより、異なるCADソフトウェア間でのデータの互換性が向上し、作業効率がさらに高まります。

3. 出力機能の強化
「3DTascalX」では、すでにインポートに対応していたSTEPデータの点・線要素を出力(エクスポート)にも対応させました。これにより、より詳細なデータの管理が可能になりました。

4. サムネイル表示機能
ユーザーからの要望に応え、データ保存時にサムネイル表示を追加。これにより、データを開く前に内容のイメージを確認でき、作業時の手間を大幅に削減します。

5. 簡易な寸法計測
最大外形を1クリックで表示する機能が追加され、見積もりの際の手間を減らすことができます。また、「面取り寸法」も新たに実装され、さらに便利になりました。

その他の機能強化


  • - スケッチ機能の追加: パーツの外形を線としてスケッチできるなど、加工工程において便利な機能が増加。
  • - 色での面のバラシ機能: ソリッドデータをシートデータに変換する際、面の色を基準に仕分けできます。
  • - 図面(2D)での公差テーブル追加: 2D寸法機能にも公差テーブルが追加され、計測の際に自動入力が可能です。
  • - パーツ検索機能の強化: アセンブリデータ内でパーツを効率よく検索できるようになりました。
  • - 印刷機能の充実: D-ViewPlusでの印刷範囲指定が可能になりました。

製品構成と価格


「3DTascalX V10」の本体価格は320,000円で、年間保守・使用料は60,000円。フローティングライセンスや3DTascalX/Lightも用意されています。さらにインターフェースオプションにより、様々なCADプログラムとの連携が可能です。料金詳細は各ページで確認できます。

最新の「3DTascalX V10」は、特に製造業や設計業界においてデータの可視化や管理の効率化に貢献することが期待されます。興味のある方は、公式サイトで詳細をご確認ください。

製品に関する情報:

会社情報

会社名
株式会社シーセット
住所
東京都新宿区西新宿6-12-1パークウエスト 8F
電話番号
03-5323-0830

関連リンク

サードペディア百科事典: 3DTascalX 3Dビューア CADソフト

Wiki3: 3DTascalX 3Dビューア CADソフト

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。