2025年、私たちは特別な年を迎えます。この年は、量子力学の発見からちょうど100周年という記念すべき年であり、国連もこれを祝して2025年を「国際量子科学技術年」として宣言しました。この機会を最大限に活かすプログラムが、大阪・関西万博の一環として実施されることが決定しました。
この展示会は、「エンタングル・モーメント」と題され、私たちの周囲に存在する「量子・海・宇宙」をテーマに、科学、技術、芸術の新たなコラボレーションを通じて体験することができます。期間は2025年8月14日から8月20日までの7日間、会場は大阪・関西万博のEXPOメッセ「WASSE」です。一般の方を対象にしており、小学生から大人まで、誰でも楽しむことができるイベントです。
開催時間は10:00から20:00まで(最終入場は閉館の30分前まで)であり、プログラム内容には変更の可能性もあるため、詳細は公式情報を確認することをお勧めします。
この度、内閣府と文部科学省が主催するステージプログラムには、一般社団法人量子技術による新産業創出協議会(通称Q-STAR)の人材育成ワーキング・グループが出演します。このグループは2022年11月に設立され、量子人材育成に力を入れています。スキルアップNeXtがリーダーとして参加し、量子技術に関連した人材育成のフレーム作成を進めています。
スキルアップNeXtは、日本の量子産業界を牽引する人材の育成を目指し、沖縄科学技術大学院大学やQ-STARとの連携により、専門的な教育プログラムを開発しています。これにより、量子技術に関連した新たな人材を輩出することが期待されています。
また、スキルアップNeXtは、デジタル技術やAI、GX(グリーン・トランスフォーメーション)に特化した人材育成・組織開発の実績も豊富に持っており、これらの経験を生かしてQ-STARの活動に貢献しています。
大阪・関西万博で開催されるこの「エンタングル・モーメント」展は、科学とアートの楽しさを通じて、量子の世界に触れ、未来の技術に対する関心を高める絶好の機会となるでしょう。普段とは異なる幻想的な体験を通じて、量子技術の重要性や、その潜在能力を感じられることでしょう。いち早く情報をチェックして、ぜひこの貴重なイベントに参加してみてください。