株式会社サイバーセキュリティ総研、新たなコンサルティングサービス提供開始
2025年12月1日、株式会社サイバーセキュリティ総研が新たにサイバーセキュリティコンサルティングサービスをスタートしました。このサービスは、最近発生した大手企業に対する深刻なサイバー攻撃を背景に、企業におけるセキュリティ対策の重要性が高まる中での取り組みです。
サービス提供の背景
2025年の9月に、アサヒグループホールディングスが被害に遭ったランサムウェア攻撃では、約150万件の顧客情報が流出しました。その翌月には、アスクル株式会社がサイバー攻撃によって法人・個人向けの通販サービスが全面停止となるなど、影響が拡大しています。このようなインシデントが続く中、企業は実効性のあるセキュリティ体制の構築を急務としています。
ITR社の調査によると、サイバーセキュリティコンサルティング市場は2024年度には前年比で77.4%増加し、2028年には90億円規模に達すると見込まれています。これらの状況を踏まえ、当社はセキュリティ対策をより包括的に支援するサービスの提供を決定しました。
新しいコンサルティングサービスの特長
実装から運用まで寄り添う実践型コンサルティング
当社のサービスは、大手コンサルティングファームとは異なり、単に提案するのではなく、実際のシステム実装から運用に至るまで、現場に密着した支援を行います。これは、実行可能なセキュリティ対策を確立するための重要なアプローチです。
現場視点での実効性重視
当社は、これまで現場の声を反映させたプロジェクトに関わってきた経験があり、企業のセキュリティ整備において理想論だけではなく、現実的かつ実効性の高い対策を提案します。各組織の特性に応じたソリューションを提供し、実行に移す過程をサポートします。
インシデント対応経験に基づく戦略立案
切迫した状況下でのインシデント対応を通じて得た豊富な知識を基に、当社は「攻撃者視点」と「防御者視点」の両面から包括的なセキュリティ戦略を導き出します。これにより、多面的な防御策の構築が可能になります。
サービス内容の具体例
- - セキュリティ戦略策定支援
- - セキュリティガバナンス体制構築
- - リスクアセスメント・脆弱性診断
- - セキュリティポリシー策定・運用支援
- - インシデント対応体制構築
- - 統合監視体制の設計・構築
- - セキュリティ教育・訓練プログラムの支援
- - SOCの構築・運用改善に関するコンサルティング
- - セキュリティ製品導入支援(実装含む)
株式会社サイバーセキュリティ総研について
株式会社サイバーセキュリティ総研は、福岡県福岡市を拠点に、2018年に設立(法人化は2023年)されました。会社の理念は、セキュリティ業界を「もっと明るく、もっと楽しく」することであり、その実現を目指して日々活動しています。公式ウェブサイトでは、当社の提供するサービスについて詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
URL:
https://csri.co.jp/