笑顔あふれる海水浴場を目指して
鎌倉・逗子・葉山の海水浴場で進められている「SMART BEACH PROJECT」は、2018年の夏に向けた多様な取り組みを展開しています。このプロジェクトは、海水浴を楽しむ人々にとって、さらなる快適性とマナーの向上を目指しています。特に、近年の海水浴場におけるマナーの悪化が懸念される中、地元の住民や観光客が安心して楽しめるビーチの実現を目指すものです。
プロジェクト発足の背景
近年、神奈川県内の海水浴場を訪れる人々は増加していますが、その一方でマナーの問題が深刻化しています。特にファミリー層の減少が報告されており、地元住民からの苦情も相次いでいます。そこで、鎌倉市、逗子市、葉山町の3つの地域が手を組み、2014年に協議会を設立し、2015年から本プロジェクトがスタートしました。目指すのは、「みんなが安心して楽しめる海水浴場=SMART BEACH」です。
2018年度の活動方針
今年度の取り組みでは、海水浴場における「飲酒マナー」「入れ墨」「音」などのマナー向上に注力しています。しかし、単なる規則の厳格化だけでなく、「海の楽しさ」「ビーチでの楽しみ」「みんなで楽しむ喜び」を伝えることが重要となります。特に、海から離れがちな若い世代へのアプローチに力を入れています。
プロジェクトの一環として、6名のミスキャンパスたちが中心となって「SMART BEACH ラボ」を結成し、SNSや公式サイトを通じて様々な海の楽しみ方を広めています。これにより、若者たちが気軽に海を楽しむことができるように積極的に情報を発信しています。
SNSでの発信
SMART BEACH PROJECTでは、SNSを活用したキャンペーンを実施しています。たとえば、「#スマ飲み」「#smartbeachproject」といったハッシュタグをつけて投稿すると、公式サイトに取り上げられる仕組みになっています。このように、参加者がより一層プロジェクトに関与できるような工夫がされています。
FMヨコハマとのコラボ
また、地元のFMラジオ局であるFMヨコハマと協力し、人気番組「SHONAN by the Sea」内でプロジェクトに関する情報を発信します。番組を通じて、海のマナーやイベント情報が番組のリスナーに届けられるため、さらに多くの人々にこのプロジェクトの取り組みが広がることが期待されています。
未来に向けて
鎌倉市、逗子市、葉山町の2市1町は、このプロジェクトを通じて「自分だけでなく、他人を思いやる気持ちを持って楽しむ」という意識を広めていきたいと考えています。あらゆる世代の人々が共存しながら楽しい時間を過ごせるビーチを目指す、この取り組みが日本一の海水浴場の実現へとつながることを期待しています。ぜひ、鎌倉・逗子・葉山のビーチに訪れて、新たな海の楽しみ方を体験してみてはいかがでしょうか。
公式サイトとTwitterアカウント
プロジェクトの情報は、公式サイト(
smart-beach-project.com)やTwitter(@smartbeachpj)からも随時発信されています。最新のイベントやマナーについての情報をチェックし、自分の楽しみ方を見つける手助けにしてください。