麻布十番の東京昭和医院が目指す新しい循環器医療
東京都港区麻布十番に位置する東京昭和医院が、循環器と不整脈の専門医、前田真吾統括院長を迎え、地域医療の新たな拠点となることを目指しています。前田医師は心房細動や心室性不整脈など、複雑な心疾患に対して、カテーテルアブレーション、植込み型デバイス、生活習慣病との連携治療を通じて「心と血管を守る」医療を提供します。
前田真吾医師の経歴
前田真吾医師は2001年に富山大学医学部を卒業後、循環器と不整脈分野での専門性を磨くために研鑽を積みました。2012年には東京医科歯科大学大学院の循環制御学を修了。その後、麻布十番TTハートクリニックの院長を務めるなど、多岐にわたる経験を積んでいます。彼は日本内科学会認定の内科医や日本循環器学会認定の循環器専門医を含む、いくつかの専門医資格を持っており、さらには産業医の資格も取得しています。
診療の特徴と専門分野
前田医師が注力するのは、以下のような分野です:
- - 心房細動や心室性不整脈(期外収縮や心室頻拍)
- - カテーテルアブレーションによる不整脈の根治治療
- - 植込み型デバイス(ICDやCRT)の治療
- - 生活習慣病との関連性、未病・予防医療の視点からのアプローチ
このように「専門治療」と「生活習慣の改善」を一つの診療スタイルとして融合させ、地域の患者に高品質な医療を提供していきます。
学術活動と成果
前田医師は、不整脈や電気生理学の分野で多くの論文や学会発表を行ってきました。彼の代表的な論文には、「心室性期外収縮の焼灼部位特定方法」や、「J-wave症候群患者の心室細動の季節的、週次的、日内変動に関する研究」があります。これらの研究は、循環器分野における新たな知見を提供し、その結果、日本不整脈心電学会から表彰を受けています。
未来への取り組み
東京昭和医院では、前田医師が中心となって循環器・不整脈専門体制を強化します。具体的な取り組みとしては、最新のカテーテルアブレーション技術の導入や、地域向け循環器セミナーの開催が挙げられます。また、遠隔モニタリングやウェアラブルデバイスを利用した心血管リスクの早期発見・管理を進めることにより、より多くの患者が安心して健康管理を行える環境を整えます。
東京昭和医院の役割
前田医師は、専門治療だけでなく日常の健康管理にも重きを置き、地域の「かかりつけ医」としての役割を果たしていきます。患者は専門病院に行かずとも、地域のクリニックで高度な循環器診療が受けられるような体制を構築し、地域医療の充実を図ります。今後も前田医師のリーダーシップのもと、新しい医療の形を提供し、地域に密着した「かかりつけ+専門治療」のクリニックを目指してまいります。