NIJINアカデミー、CSOフォーラム大阪で準グランプリを受賞
不登校問題の解決に向けて新たなモデルを提供する
株式会社NIJINが運営する
NIJINアカデミーが、2025年の
CSOフォーラム最終選考会で
準グランプリを受賞しました。このフォーラムは、社会課題解決に取り組む個人や団体を称えるイベントであり、多くのプレゼンテーションが行われました。受賞を受けて、NIJINアカデミーはさらなる地域との連携を図る意向です。
受賞事業内容
NIJINアカデミーが提案する事業は、「不登校問題を本質的に解決する“公教育の持ち運び”モデル」です。このモデルは、日本で初めて自宅や地域の教室、さらには海外においても、PCを用いて教育を受けられる仕組みを実現しました。これにより、教育を受ける従来の枠を超えた形で、600名以上の生徒が入学し、全国40都道府県からの参加者が集まっています。
最終選考会でのプレゼンテーション内容
最終選考会では、学校体系の課題を提示し、NIJINアカデミーの独自の教育モデルを説明しました。その中で強調されたポイントは以下の通りです:
- - 多様性・主体性・選択性を重視した新たな教育機関の構想。
- - メタバース校舎(oViceとの共同開発)と32のリアル教室を融合した教育の形。
- - 企業や教育機関と連携した実践的な学びの体験(花王やソフトバンクなどとの協働)。
- - 子ども主体のサークル活動や学園祭(4000名の参加者)を実施。
- - 出席認定率が97%、開校2年で復学した生徒が200名を超える実績。
- - 教師の勤務環境を改善する「先生のイノベーション」への取り組み。
- - 公教育を持ち運び可能にすることで、家庭や地域、様々な環境から学びやすくしています。
これらの要素が、不登校支援として強く評価され、受賞につながりました。
受賞の意義と背景
表彰を受けた背景には、社会課題解決に向けた新たな試みとして、NIJINアカデミーが「公教育の機能をどこからでも享受できる学び」の仕組みを展開していることがあります。これにより、多くの人々の注目を集め、選考委員による評価を受けました。
代表のコメント
代表取締役の星野達郎は、関西地域での共創活動の広がりを期待し、受賞に感謝を表現しました。彼は、新しい出会いや支援を通じて、子どもたちが自分らしい学びを続けられる環境を拡大していくことを考えています。
今後の取り組み
NIJINアカデミーは、受賞を契機に関西の教育コミュニティとの連携を強化する計画です。地域に根ざした学びの場作りをさらに進め、教育における新たな選択肢としての地位を確立していく方針です。
NIJINアカデミーについて
NIJINアカデミーは2023年9月に設立され、不登校の小中学生向けに特化した教育機関です。全国から約600名以上の生徒が在籍し、さまざまな教育のスタイルを取り入れながら、全ての子どもが希望を感じられる未来を目指しています。9割以上の生徒が在籍校の出席認定を取得しています。
株式会社NIJINの理念
NIJINは「教育から国を照らす」を理念に掲げ、教育課題を解決するための新しい仕組みを展開しています。教育を受けることに対する希望を持てる環境を整え、全ての子どもに平等な機会を提供しています。これからも、課題に挑み続ける姿勢を大切にし、未来のために教育の可能性を広げていくでしょう。