INCLUSIVEが新たにがん治療支援プログラムを導入、安心の職場環境を実現
INCLUSIVEが新たに導入した治療支援プログラム
INCLUSIVE株式会社は、2025年4月1日より新たに「がん・傷病就労支援プログラム」を導入することを発表しました。このプログラムは、がんをはじめとする傷病と向き合いながら働く社員が、治療に専念しつつも安心して職務を続けられる環境を提供することを目的としています。
背景と導入理由
2023年12月、INCLUSIVEの代表取締役社長である藤田誠氏は、自身が「悪性リンパ腫」と診断され、約9か月の治療を経て2024年8月に復帰しました。この経験から、治療と仕事の両立がいかに重要であるかを実感し、今後の社員のためにこの支援プログラムを設計しました。
本プログラムでは、社員一人ひとりの多様な状況に配慮し、柔軟な働き方を実現するための制度が整備されています。具体的には、特別休暇制度や短時間勤務制度などが設けられ、社員が安心して治療に取り組むことができるようサポートします。
プログラムの具体的内容
1. 特別休暇制度
治療中に有給休暇が不足する場合に、年度ごと最大10日間の特別休暇が付与されます。この際、休暇期間中も通常の給与が支給されます。
2. 蓄積休暇制度
従来の年次有給休暇を3年間分積み立てることができ、未使用分を蓄え利用できます。特に、長期の治療を要する場合に有効です。
3. 特別休職制度
入院や自宅療養が必要になった場合、勤続3年以上の社員を対象に特別な休職制度が用意されています。この制度により、治療に専念できる時間が確保されます。
4. 短時間勤務制度
就業時間を柔軟に設定できるこの制度では、1日6時間などの勤務形態を選ぶことができ、個々のライフスタイルに合わせた働き方を実現します。
5. 時間単位の有給取得
時間単位での有給休暇取得が可能となり、短時間の通院や急な体調不良にも対応できます。
6. 通院措置
半日または1日単位で通院のための時間を取得することができ、治療がしやすい環境が整えられています。
7. 在宅勤務制度
自宅からの勤務も柔軟に行え、治療が必要な社員が自分のペースで仕事を続けられる環境が提供されます。
INCLUSIVEのビジョン
藤田社長は「がん当事者になって見えてくる新しい景色があります。そこから得た知識や経験を活かして、より良い職場環境を提供していきたい」と述べています。このプログラムの導入により、社員が安心してキャリアを歩み、元気に挑戦を続けていけるような環境を目指しています。
INCLUSIVEは「ヒトを変え、事業を変え、そして社会を変える」というビジョンのもと、治療と仕事の両立を支える取り組みを継続していくことを約束しています。
INCLUSIVE株式会社について
INCLUSIVE株式会社は、東京都港区に本社を置く企業で、メディア事業やコミュニケーションコンサルティングを展開しています。また、人工衛星データを活用した新たなビジネスモデルや食関連事業を通じて、社会変革を目指しています。
今後もINCLUSIVEは、社員一人ひとりが安心して自らのキャリアを築いていけるよう、様々な支援を展開していくでしょう。
会社情報
- 会社名
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INCLUSIVE株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー
- 電話番号
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03-6427-2020