元日本初のバチェラーとして知られる久保裕丈氏と、イタリアのシャツブランドARCODIOが共に生み出した新しいベーシックシャツ「ELMO」が話題になっています。このシャツはプロのビジネスシーンにおけるスタンダードとして設計されており、多くの人々が直面する「ベーシック」の定義を再考させるものとなっています。
久保氏によると、エグゼクティブとの対面時に求められる厳格なドレスコードに合致したシャツを企画するにあたり、何が「ベーシック」なのかを考え直す必要があったといいます。「ELMO」はその答えと言えるデザインに仕上がりました。襟はショートポイントカラーが採用されており、幅の狭いネクタイやニットタイとも相性が良いです。シンプルでありながらも、トレンドを意識したデザインは、どのようなシーンでも活躍すること間違いありません。
素材へのこだわり
「ELMO」製作にあたり、久保氏が特に推奨するのが「140番手双糸ブロード生地」です。この生地は世界的に評価されている新疆綿を使用しており、特に繊維の長さが長い希少な綿花から作られています。そのため、生地密度が高く、滑らかな肌触りと上品な艶感が特徴です。上等な質感を実感できるのは、この生地ならではです。
一方で、日常使いに適した「140番手双糸ピンオックス生地」も用意されています。こちらは洗濯後もクタりにくく、さらには通気性にも優れています。日常使いには適した、実用性を重視したシャツを求める方にぴったりです。
ELMOの想い
「ELMO」という名前には、全てのプロフェッショナルに愛される商品であって欲しいという願いが込められています。イタリア語で「愛すべき」という意味を持つこの名前が、商品の魅力を象徴しています。悩みを抱えるビジネスパーソンに向け、真のベーシックシャツを提供することがこのプロジェクトの目的です。
ELMOの特徴
- - イタリア伝統縫製技法の継承:特に袖の後付け仕様やアームホールのハンドステッチ仕上げは、不快感なく体にフィットします。これらの技法は高級シャツならではのもので、久保氏とARCODIOが目指す品質の高さが伝わります。
- - 高級なボタン:ボタンには本白蝶貝を使用しており、通常のボタンよりも厚みがある3mmのものを採用しています。この贅沢な素材使いは、ブランドの高級感を一層際立たせます。
- - 多様な襟型:驚くべきは、襟型にも独自のネーミングをつけ、トレンドに柔軟に対応できるように工夫されています。「FIDELIO」や「LANZA」、そして「ELMO」と、シーンや気分に合わせた選択肢が豊富に揃っています。
これからの展望
この新しいベーシックシャツ「ELMO」は、2019年4月11日から発売される予定です。久保氏がこだわりを持って生み出したこのシャツが、多くのビジネスシーンで活躍することを期待しています。ARCODIOのような高級感を持ちながらも、実用性を追求したこのシャツが、どのように受け入れられるでしょうか。ビジネスパーソンにとっての新たなスタンダードになるべく、まさにそのスタートラインに立っています。多くの方にとっての新たなスタンダードとなることを願っています。