循環器部門の新たな挑戦
2019-05-13 11:00:06
ニプロとアルムが手を組む!循環器部門を支える最新技術
ニプロとアルムが協業!新たな循環器部門の未来
医療界において、技術の進化は日々進んでいます。今回、ニプロ株式会社と株式会社アルムが手を組み、循環器部門向けに先進的なソリューションの提供を開始しました。この協業では、ニプロが展開するGOODNET®とアルムのJoinがシステム連携を実施。これにより、循環器部門における業務効率が格段に向上することが期待されています。
GOODNET®の特長
GOODNETは、循環器部門に特化した多機能なソリューションで、2000年の販売開始以来、すでに国内350以上の医療施設で導入されています。このシステムは、医療画像の保存や配信、データ管理、レポート作成、画像解析など、さまざまな機能を駆使して、医療従事者の業務を支援します。具体的には、カテーテル検査の映像を保存し、直ちに医師が必要な情報にアクセスできる点が評価されています。
Joinがもたらす利便性
一方、アルムが提供するJoinは、医療関係者間で医用画像を共有しながら、チャット形式でコミュニケーションを行うことができるアプリケーションです。日本で初めて、医療機器としての認証を受け、保険収載されたプログラムでもあります。国内の250以上の医療機関で使用されており、特に救急患者の転院時や、院外にいる医師へのコンサルテーションツールとして活躍しています。
システム連携による新たな視点
今回のシステム連携により、GOODNETで保存されたカテーテル検査映像がJoinのDICOMビューワーで閲覧可能になります。これにより、循環器部門の医師はスマートフォンやタブレットを利用して遠隔地からカテーテル検査の動画を確認できるようになりました。この機能は、特に急性期の患者管理において、迅速な意思決定を可能にします。
すでに、東京慈恵会医科大学附属病院の小児科循環器診療グループ及び循環器内科において運用が始まっており、術前情報の迅速な共有や救急患者の診断支援に貢献しています。今後も両社は連携を強化し、心エコー検査に関する情報の共有の推進を目指しており、循環器分野における医療の効率化と質の向上が期待されます。
まとめ
ニプロとアルムの最新技術の連携は、医療現場が直面するさまざまな課題に対するひとつの解決策です。これにより、専門医たちはより迅速かつ正確な診断を行うことができ、患者へのサービス向上にもつながるでしょう。未来の医療を見据えたこの取り組みから、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アルム
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号渋谷マークシティ ウエスト16階
- 電話番号
-
03-4361-2650