デコトラ写真展
2022-11-10 11:00:02

デコトラの魅力を写し続けた秦淳司の写真展と写真集が登場

デコトラの魅力を写し続けた秦淳司の写真展と写真集が登場



日本のポップアートの象徴として、近年ますます注目を集めているデコトラ。もともとは1970年代に映画『トラック野郎』で一大ブームを巻き起こしましたが、その後の時代の流れで絶滅の危機に瀕しています。そんなデコトラを15年もの間、撮影してきたフォトグラファー、秦淳司氏の写真集『DEKOTORA』が2022年10月に発売され、これを記念して2022年12月に写真展が開催されます。また、NFT作品の販売もスタートしました。

デコトラは、ボディに施されたアートや煌びやかな電飾によって、他にはない個性的な存在感を放っています。秦氏が撮影するデコトラは、主に夜の時間帯。暗闇に浮かび上がるデコトラの姿は、まるで宇宙船のように幻想的で、見る人を異世界へと誘います。この独特の美しさに魅せられ、秦氏はライフワークとしてデコトラをカメラに収めてきたのです。

写真展とトークショーの詳細


デコトラの魅力を余すことなく収めた写真展の名称は「JUNJI HATA PHOTO EXHIBITION DEKOTORA - Spaceships on the Road in Japan -」。会期は2022年12月9日から12月25日まで、開催場所は東京・神楽坂のRollです。会場では写真集の通常版と特別なオリジナルプリント付きのプレミアム版も販売される予定です。また、この期間中には秦氏自身が登壇するトークショーも開催されます。

トークショーは12月10日の午後2時から3時まで行われ、参加費は1,000円となっています。限られた席数(着席20名)のため、事前の申し込みが必要です。興味のある方は、Rollの公式サイトから応募方法を確認することができます。

NFT作品の販売


さらに、NFTマーケットプレイス「OpenSea」にて、『DEKOTORA』のNFT作品も販売されています。ブロックチェーン技術を使うことで、購入者は自身が所有する唯一無二のデジタルコレクションを取得できます。加えて、これらの作品はメタバースプラットフォーム「Spatial」のバーチャルミュージアムで鑑賞可能です。作品の購入やムービーの視聴もできるため、デジタルアートファンにも新たな体験を提供しています。

写真集の特徴


写真集『DEKOTORA』は、特厚の紙で作られた5センチの厚さの一冊で、重さは2.4キロ。全86ページには、デコトラの美しい写真が収められています。これは、厚い絵本のような感触を持つ、非常に存在感のある作品です。別冊も同封されており、都築響一氏や鈴木正文氏、安藤夏樹氏が寄稿してデコトラと秦氏の魅力について語っています。また、プレミアム限定版には秦氏の直筆サインとオリジナルプリント付きの特別版も用意されています。

この写真集と写真展を通じて、デコトラの芸術的な魅力を再評価し、さらなる関心を呼び起こすことが期待されています。また、NFTの導入により、現代のアートシーンに新たな風が吹き込まれることになるでしょう。興味のある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!

会社情報

会社名
株式会社ダイアモンドヘッズ
住所
東京都港区南青山6-15-6ケミーコート 302
電話番号
03-5774-1500

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