社内コミュニケーション強化に向けた新たな取り組み
ITサービスを提供している東京システムハウス株式会社は、2023年から社内コミュニケーションを促進する専門のチームを設け、新たな取り組みに入っています。「コミュニケーション推進」と名付けられたこのチームは、社内イベントの計画と運営に特化しており、従業員サーベイの結果が改善されていることを報告しています。
発足の背景
同社では、事業部ごとの組織構成のため部門間の交流が不足しているという社員の声があり、特にクライアントのもとで働く常駐エンジニアとのコミュニケーションが不足していると感じられていました。これを受け、従来の委員会活動やサークル活動に加えて、全社的なつながりを強化するために、「コミュニケーション推進」チームを設立しました。
このチームは、年に12回の社内交流イベントを企画し、従業員同士が気軽にコミュニケーションを重ねる場を提供しています。
コミュニケーション推進チームの役割
新たに発足した専任チームは、社内イベントの計画と運営を専門的に行うことで、これまであった運営の負担を軽減しています。また、各部門にコミュニケーション担当者を配置し、イベントの周知やフィードバックを促進。より全社的な連携を強化することに取り組んでいます。
社内イベントの実績
テーマ「社員のご家族とのコミュニケーション」でオフィスを開放し、モルック大会やミニIT教室を開催しました。
終業後のオフィスで軽食を取りながら交流できる場を提供し、社員の親睦を深めています。
同僚との交流を促進するため、部門を越えた飲食会にかかる費用を最大5000円までサポートしています。
効果と今後の取り組み
東京システムハウスでは、2022年から実施している従業員エンゲージメントサーベイの結果が、社内イベントを通じて改善されていることが明らかになっています。例えば、上司に対するコミュニケーションの気軽さが2022年の6.75から2024年には7.19に、同僚とのコミュニケーションも6.64から7.01に向上しました。
今後は、家族を招待するオープンオフィスイベントや、インドア運動会の開催も予定しており、引き続き社内コミュニケーションの促進に力を入れる方針です。
東京システムハウスについて
東京システムハウスは、1976年に設立された独立系のIT企業で、システムの企画・開発・運用保守を提供しています。特にAIやIoT分野に注力し、顧客のビジネス戦略に即したサービスを展開しています。
- - 代表取締役: 林 知之
- - 本社所在地: 東京都品川区西五反田8-4-13
- - 設立: 1976年
【本件に関するお問い合わせ】
東京システムハウス株式会社 広報 原口
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