シック・ジャパン、初の学生向けビジネスコンペ開催
日本のカミソリ市場でトップの座を誇るシック・ジャパン株式会社が、大学生・大学院生を対象としたビジネスコンペティション「Schick Beauty Grooming Shaker」(SBGS)を初めて開催しました。このイベントは、2026年9月24日、同社の本社で行われ、最終審査および授賞式が大いに盛り上がりました。コンペのテーマは「Z世代のシェービング体験をアップデートせよ」。これは、シェービング剤の利用促進を目指すもので、全国から多くの学生たちが挑戦し、最終的に選び抜かれた5組のファイナリストが最終プレゼンテーションに挑みました。
学生の視点がもたらす新たな提案
SBGSは、シック・ジャパンの理念「Make Beauty Grooming Joyful」(ビューティグルーミングを通して日々のワクワク感を提供する)に基づき、未来を担う学生たちと共に新しいビューティグルーミングの可能性を探る取り組みです。特に、今回の課題はシェービング剤の認知度や使用率が低いことに着目し、学生たちは「なぜ使わないのか」「どうしたら使いたいと思うのか」という問いを深く考えました。その結果、製品のイノベーションやマーケティング手法、コミュニケーションの方法など、多角的な視点から独自のアイデアを提案しました。一次審査を通過したファイナリストにはシック・ジャパンの社員によるサポートがあり、アイデアをさらにブラッシュアップして最終審査に臨みました。
最終審査の熱気
最終審査には、5組のファイナリストが登場し、個性的な発表を行いました。シェービングの枠にとらわれず、様々なクリエイティブな提案が繰り広げられたこの場では、学生たちの生活者視点や行動、価値観に基づいたアイデアが発表されました。参加者たちは、それぞれの提案に込められた願いや生活者インサイトについて、情熱を持って語り、審査員との熱い質疑応答も行われ、大いに盛り上がりを見せました。
優勝者は慶應義塾大学大学院のチームSDM
厳正なる審査の結果、最初のSBGSで優勝を果たしたのは慶應義塾大学大学院のチームSDMです。このチームは、シェービング剤を単なる“ヒゲを剃るための道具”から、自己表現を実現する“クリエイティブツール”に変えるアイデアを提案しました。彼らの提案には、楽しめる色が付いたシェービング剤の発想があり、シェービングを創造的な体験にすることを目指しています。また、価格設定や商品形態についてもZ世代の消費行動を意識した斬新なアプローチが盛り込まれており、シェービングを「義務」から「楽しみ」に変える意義深い提案となっていました。
学生たちの喜びの声
受賞したチームSDMのメンバーは、「今回の受賞に心から喜んでいます。一次審査では異なるアプローチで提案していたが、メンタリングを通じて私たちが本当にやりたいことに気づき、最終審査では大胆に内容を変えました。私たちの考えは、シェービングを『処理』や『義務』ではなく、もっと楽しめるものにするというものでした」とコメント。挑戦することで新たなアイデアが生まれることを実感したと、彼らの発表には自信があふれていました。
主催者の後藤社長のコメント
シック・ジャパンの後藤社長は「学生たちからのアイデアには、私たちがこれまで当たり前だと思っていたことを新しい角度から見つめ直す貴重な気づきがありました。このコンペティションを通じて、学生の自由な発想が私たちの既成概念を揺り動かしました。今後も『カミソリの会社』から『ビューティグルーミングカンパニー』への変革を進め、シェービングを単なる行為から新しい体験へと進化させていきたい」と述べました。
SBGSの成功を受け、シック・ジャパンはこれからも新たな挑戦を続け、未来に向けたビジョンを掲げていきます。学生たちの新鮮な視点がビューティグルーミングの未来を切り拓くことに期待が寄せられます。