ゼンシンが障がい福祉分野に新たなプラットフォーム事業を開始
株式会社ゼンシンがプラットフォーム事業をスタート
最近、株式会社ゼンシンが障がい福祉業界に新たにプラットフォーム事業を展開することを発表しました。この取り組みは、業界の質向上と発展を目的としており、その背景には多くの課題が存在しています。
ゼンシンは、20年以上にわたってアバンツァーレジュニアサッカークラブを運営し、これまでに7度全国大会への出場を果たした実績があります。このノウハウを活かし、平成26年から開始したサッカーを通じた療育(サッカー療育)について、力を入れて取り組んでいます。障がい福祉事業に株式会社として参入できるようになったのは2012年からで、この10年間で業界は成熟しきれていない状態です。特に、3年ごとに制度が改正される中での対応は極めて難しく、知識不足のために行政から指導を受ける事業者も少なくありません。
このような業界の現状を考慮し、ゼンシンはプラットフォーム事業を始めることとしました。これにより、障がい者福祉事業を運営する事業者に対して、適切なサービス運営ができるよう支援を行います。このプラットフォームは、業務の進め方から法定書類の整理、人材育成、各種加算の取得に至るまで、さまざまな課題を解決するための支援を提供します。
また、ゼンシンではこれまでのサッカー療育の成果を元に「障害児の運動発達と社会性発達との関連性」についての研究も進めています。この研究は、東北大学名誉教授の本郷一夫氏の協力を得て、今年の日本発達支援学会で発表され、多くの賛同を得ることができました。これにより、障がいを持つ子どもたちの運動や社会性の発達を向上させる取り組みが期待されています。
最後に、ゼンシンでは自身のコンサルティングサービスを通じて、「サッカー療育」を活用し、研究にご協力いただける放課後等デイサービス事業者を広く募集中です。アバンツァーレスポーツの取り組みに興味がある方は、ぜひゼンシンまでお問い合わせいただきたいと思います。業界全体の質を向上させるためのこの新しいプラットフォーム事業にご期待ください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ゼンシン
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区水の森三丁目24番1-206号
- 電話番号
-
022-796-9941