東京に誕生する新たな農業の拠点「銀座ファーマーズラボ」
来春、東京都千代田区の東京交通会館に、農業と食品関係者のための新しいコワーキングスペース "銀座ファーマーズラボ" がオープンします。このプロジェクトは「日本の農業を元気にすること」を理念に掲げる銀座農園株式会社が主導し、消費者と生産者をつなぐ革新的な場を提供します。
目指すこと
「銀座ファーマーズラボ」は、農業経営者や食品関係者が集い、情報交換や勉強会、さらにはビジネス支援を行う場としての役割を果たします。この施設は、東京の中心地に位置し、週末に開催される「交通会館マルシェ」を利用した試飲や試食の機会も充実しており、なんと1日に10万人以上の人々が通り過ぎる場所にあります。
これにより食や農の新たなマーケティング手法を提供し、売上や販路の拡大を促進します。さらに、政府が推進する農業の6次産業化を支援するための場づくりにも力を入れており、農業関係者同士の連携を深め、新たなビジネスチャンスを広げることを目指しています。
魅力的な施設内容
銀座ファーマーズラボは、東京交通会館6階に設置され、以下のようなスペースを完備しています。
- - パーソナルブース:2名から3名で利用できる多様性に富んだプライベートな空間。
- - 会議室:6名から12名用の会議室が5部屋あり、大人数でのミーティングやワークショップにも対応。
- - ラウンジ:打合せやイベントスペースとしても利用可能なラウンジ。
また、内装には農場の納屋のような素材が使用され、食用の観葉植物や可動式のキッチンがあり、訪れる人々が「食」や「農」を感じることができるデザインとなっています。この空間はコミュニケーションを促進し、多くの対話やアイデア交換が生まれることを期待しています。
プロジェクトの進捗
銀座ファーマーズラボは、2015年の春にグランドオープンを予定しており、既にプレオープンが行われています。これに伴い、銀座農園株式会社、株式会社スペースデザイン、UDS株式会社が共同で企画、運営を行い、松井亮建築都市設計事務所が内装設計を担当しています。
詳細情報や問い合わせは、以下のリンクをご覧ください。
この新しい取り組みが、日本の農業と食品業界にどのような影響をもたらすのか、今後の動向に注目です。