アジア航測が「HUE」を導入し経営の迅速化を実現
日本のアジア航測株式会社が、ワークスアプリケーションズ(WAP)のERPパッケージソフトウェア「HUE」を導入し、ついに稼動を開始しました。この決定により、同社は全グループで業務の効率化と経営判断の迅速化を目指しています。
導入の背景:課題を乗り越える
アジア航測では、各業務やグループ会社ごとに異なるシステムが使用されており、経営指標の算出や予算管理が複雑化するという問題を抱えていました。この状況は、成長戦略を進める際に大きな障壁となっていました。
そこで、アジア航測は中期経営計画の中で「経営基盤強化」を掲げ、導入する新たな基幹システムの選定を行いました。自社の業務にマッチするパッケージ製品からHUEを選んだ理由の一つは、6700以上の機能を有し、柔軟にカスタマイズできる点です。また、業務間の連携をシームレスにする能力も高く評価されました。
導入の効果:データの可視化と迅速な判断
HUEの導入により、アジア航測ではプロジェクト管理の精度が飛躍的に向上しました。これにより、グループ全体の数値把握が容易になり、高精度の実行予算管理を実現。経営指標や予測データがすばやく可視化されるようになり、迅速な経営判断が可能となりました。
さらに、全グループでのシステム統一は業務の効率化だけでなく、ガバナンスの強化にも寄与しています。今後、HUEのさらなる活用によって、経営基盤の強化と業務効率の向上が期待されています。
HUEの特長と導入製品
HUEは、日本市場向けに開発された国産ERPで、さまざまな業務要件に対応する能力があります。6700以上の標準機能を備え、2200社以上の企業に導入されてきた実績があります。今回アジア航測が導入した製品は次の通りです:
- - 財務会計・管理会計システム:「HUE Financials & Strategy」
- - 債権・債務管理システム:「HUE Accounts Payable/Receivable」
- - 固定資産管理システム:「HUE Asset」
- - 財務・資金管理システム:「HUE Treasury」
- - 証憑電子データ管理サービス:「HUE EBM」
- - プロジェクト管理システム:「HUE Classic Project Management」
どの製品も高いカスタマイズ性を持ち、企業のニーズに合った形で導入できる点が特徴です。
ワークスアプリケーションズについて
ワークスアプリケーションズは、1996年に設立された日本初のERPパッケージベンダーです。ノーカスタマイズや無償バージョンアップといった独自のソリューションで、多くの国内大手企業の成長を支援してきました。同社は「企業と個の価値を最大化する」ことを理念に、顧客の成長に寄与することを目的としています。
今後もアジア航測におけるHUEの導入がどのように業務の効率化と経営の迅速化に寄与するのか、注目が集まります。