クラシックカーの祭典、『RALLY NIPPON 2012』が上賀茂神社からスタート!

クラシックカーの祭典、『RALLY NIPPON 2012』がスタート



2012年11月3日、連休初日の朝、上賀茂神社は多くの観光客で賑わいを見せていました。この日、約80台のクラシックカーが一堂に集まり、4回目を迎えるラリーイベント『RALLY NIPPON 2012』が華々しくスタートしました。参加車輛は、伝統的な美を誇るクラシックカーたちで、色とりどりの車が境内に並び、その姿はまるで美術品のよう。訪れた人々は、その雄姿をカメラに収めたり、肌でその迫力を体感したりしていました。

今年のイベントは、参加者が近畿、北陸、関東の1都1府8県で約1000キロを走行する特別な試みです。ゴールは東京の靖国神社となっており、11月6日にはその場に集結する予定です。

このイベントの目的は、日本各地に存在する世界遺産や文化遺産を、クラシックカーの力を借りて多くの人々に紹介することです。2009年に始まったこの試みは、技術と芸術が融合した世界を創り出し、観光庁の後援も受けるなど国を挙げての大きなイベントに成長しました。また、今年は過去3回とは逆のコースを走るため、一層のワクワク感が漂っています。

初日の参加車輛は、上賀茂神社を出発後、東福寺を経由し、近江八幡、大津へと旅を続けます。特に注目を集めたのは、初年度から参加している雅楽師の東儀秀樹氏です。彼は初めて自らの車で参加し、リラックスした笑顔でコースへと向かっていきました。彼のファンや観客からの声援が、さらなる活力を与えていたことでしょう。

2日目には、福井県の一乗谷朝倉氏遺跡で車両が整列し、『RALLY NIPPON the Most Splendid Entry 2012』のコンテストが開催されます。観光庁後援のもと、参加者は最も輝く車を選出する投票を行うことができ、クラシックカーの美しさや希少価値を楽しむ機会となります。このイベントはオフィシャルファンサイトでも投票を受け付けており、参加者は自らの好きな車に投票できます。

さらに、イベントに参加することで各地の名所にも触れることができ、地域の魅力を発信する素らも持ち合わせています。車での旅を通じて、日本の美しい風景や文化に触れられることは、参加者にとって貴重な体験です。

コーススケジュールは、11月3日には上賀茂神社から出発し、東福寺を経由して近江八幡、大津のルートを進みます。続く4日には、大津から一乗谷朝倉氏遺跡、郡上八幡、美濃市などを巡り、5日には岐阜から中山道・馬籠、諏訪大社、河口湖、箱根へと向かいます。そして最終日、6日には箱根を出発し、鶴岡八幡宮、元町、馬車道を経由してついに靖国神社に至ります。

このように、ラリーニッポンはただの車のイベントに留まらず、日本の歴史や文化を体験し、他では味わえない非日常を提供する特別なイベントです。多くの人々が参加し、クルマと共に日本の魅力を再発見する機会を楽しみにしていることでしょう。

会社情報

会社名
一般財団法人ラリーニッポン
住所
東京都港区赤坂7-3-37プラースカナダ1階
電話番号
03-6894-7541

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