台湾からの学生が新潟で日本酒の魅力を体験した特別な4日間
2025年3月6日から10日の4日間、新潟県で開催された「日本酒体験ツアー」に、台湾の日本酒教育機関「EB清酒學院」の学生24名が参加しました。本ツアーは、新潟の酒文化を深く理解することを目的とし、旅のプロセス全体を通じて参加者たちに貴重な学びの場を提供しました。
酒造体験の魅力
参加者は、新潟県津南町の苗場酒造と、新潟市西蒲区の笹祝酒造を訪れ、杜氏や蔵人の直接の指導の下で実際の酒造りの工程を体験しました。特に、麹造りや櫂入れといった日本酒作りの重要な作業を実践し、理論だけでは味わえない現場の真実に触れることができました。ある参加者は、「台湾の教室では学べない貴重な体験をし、蔵人の情熱を直に感じた」と話しました。
活気あふれる「酒の陣2025」
さらに、3月9日には新潟市で行われた「にいがた酒の陣2025」にも参加。多くの酒蔵が集結するこのイベントでは、参加者たちは多彩な日本酒を試飲し、蔵元との交流を通じて日本酒の奥深さを再確認しました。このイベントは、評判の良い日本酒を紹介し、交流を促進する場となり、参加者の酒文化への理解を一層深める成果を上げました。
参加者の感想
ツアーを終えた参加者たちは、新潟の酒造りに対する興味がさらに高まったことを語っています。EB清酒学院のマネージャーであるホワンナイフオン氏も、「参加者が楽しみながら学べたことをとても嬉しく思います。今後も多くの日本酒愛好者にこの素晴らしい体験を提供し、日本酒文化を広めていきたい」と語りました。
笹祝酒造の社長は、参加者たちが生き生きとした表情で酒造りに挑む姿に驚かされたと語り、今後、さらに多くの人々に日本酒の魅力を伝える取り組みを計画しています。
未来に向けた取り組み
愛宕商事株式会社は、今回のツアーを契機に、台湾からのインバウンド客や他の観光客様を対象に、充実した酒蔵見学や酒造り体験のツアーを継続的に提供していく方針を示しています。これにより、地域に根ざした日本酒文化が台湾へと広がり、さらなる交流が期待されます。
会社概要
愛宕商事株式会社は、新潟市に本社を置くNSGグループの一員で、ビジネスソリューションや旅行事業などを展開しています。「人々の幸福と豊かさを目指す」という理念のもと、地域の特性を生かした事業展開を行っています。詳しくは、
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NSGグループについて
NSGグループは、教育事業や医療などの他、地域の活性化に力を入れ、多様な事業を展開しています。また、地域を「世界一豊かで幸せなまち」とするために、民間の立場からさまざまな取り組みを行っています。グループの詳細については、
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