京都市営地下鉄全駅にモバイルバッテリーシェアリングサービスを導入

京都市営地下鉄に「ChargeSPOT」導入決定

京都の観光名所としての人気が高まる中、株式会社INFORICHは2025年5月30日（金）から、京都市営地下鉄の全駅に「ChargeSPOT」を設置することを発表しました。この取り組みは観光客の増加に伴い、駅利用者の利便性を高めることを目的としています。

設置の背景

2023年には国内外からの観光客が急増し、特に京都はその人気スポットの一つとして注目されています。国の水際対策が終了し、新型コロナウイルスの5類移行を受け、観光客数が回復しています。この流れの中で、京都市交通局は地下鉄を利用した移動を促進するため、鉄道網の利便性向上を図ることが急務となっていました。そこで、様々な観光課題への対応として、乗客が便利に充電できる環境を整える「ChargeSPOT」の設置が決定されたのです。

設置の詳細

「ChargeSPOT」は京都市営地下鉄28駅に設置され、そこでは特に20スロットタイプのスタンド型のモバイルバッテリー貸出機が登場します。また、関西エリア初の試みとして、券売機の空きスペースを利用した券売機モデルも、京都・四条・山科駅に設置予定です。これにより、駅利用者にとってさらに利便性が向上すると期待されています。

充電環境の確保

INFORICHは、各地方で安定した充電環境を提供することを目指しており、今回の「ChargeSPOT」の導入は、その一環です。簡単な操作でモバイルバッテリーを借りられるシステムが整備されており、京都を訪れる観光客や地元の人々にとって、嬉しいサービスとなることでしょう。

利用方法

「ChargeSPOT」の利用はシンプルで、自身のスマートフォンに「ChargeSPOT」アプリをダウンロードし、設置されたスタンドのQRコードをスキャンするだけ。全国の47都道府県で展開されており、さらに香港、タイ、台湾、中国、シンガポール、マカオなどにもエリアを拡大中です。

このように、京都市営地下鉄に設置される「ChargeSPOT」は、観光の快適性を大きく向上させる要素として注目されています。今後の展開に期待が寄せられています。