ベネズエラの現状を学ぶ貴重な機会
日本にいながら、ベネズエラの市民と直接つながりながらスペイン語を学ぶチャンスがやってきました。非営利メディア「ganas」が提供する『命のスペイン語レッスン』の夏休み集中コースが、8月と9月に開講されます。このプログラムは、経済危機に直面するベネズエラ人を支援しつつ、参加者がスペイン語を習得するための貴重な教育の場を提供します。
スペイン語を通して得る多文化理解
今回の集中コースは、国際協力の視点からスペイン語を学ぶことができる特別な機会です。ベネズエラは現在、国家の4分の1が難民という深刻な状況にあります。参加者は、スペイン語だけでなく、ラテンアメリカの文化や価値観をぶつかり合いながら学び、現地のリアルな暮らしについて理解を深めます。これは決して一般的な語学講座ではなく、参加者自身が国際社会の一部としての自覚を持ち、地球的な問題について考えるきっかけにもなります。
レッスンの詳細と学びの楽しさ
レッスンは全てマンツーマン形式で行われ、初級者から上級者までのニーズに対応。Zoomではなく、WhatsAppを使用するため、日常的な会話の中で使われる表現を直接的に学ぶことが可能です。このアプリが提供する音声メッセージ機能により、会話を録音して後で再確認することもでき、学びが深まります。さらに、受講者同士の楽しいオフ会も予定されており、サポートを通じて得た友情も大切にしていきます。
ベネズエラの現状とは
ベネズエラの問題が深刻なのは、経済崩壊によるものです。近年、経済規模を示す国内総生産(GDP)が急激に減少し、国民の貧困層が95%を超える状況が続いています。日々の生活が困難な中、多くの人々が国外に逃れるしかないという現実は続いていますが、この集中コースでは、参加者一人一人がベネズエラを支援する方法を見つける手助けがなされます。
授業の募集と 申し込み方法
夏休み集中コースは8月8日からスタートし、3週間または1ヶ月のプランが選べます。授業回数や希望時間も選択でき、フレキシブルに学ぶことができます。定員は限られているため、早めの申し込みが必要です。
この夏、国際協力を体験しながらベネズエラの声を直接聞くことができる貴重な機会。この機会をぜひ手に入れ、共に学んでいきましょう。
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