NECソリューションイノベータのD&I活動
NECソリューションイノベータは、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を重視した取り組みを行っており、最新の評価を受けています。2024年度のD&I AWARDでは、国内企業の中で4年連続となる「ベストワークプレイス」に認定されました。これに加え、PRIDE指標2024でも最高評価の「ゴールド」を3年連続で獲得しています。これらの成功には、企業文化としてD&Iを定着させるための様々な努力が背景にあります。
D&I AWARDに関する評価の概要
D&I AWARDは、企業が実施するダイバーシティとインクルージョンの取組みを100項目のダイバーシティスコアで評価し、81点以上を取得した場合に「ベストワークプレイス」として認定されます。この評価により、NECソリューションイノベータは、世界的に見ても高水準なD&I推進を行っている企業として認識されています。
D&Iの取り組みでは、社内での啓発活動や、ジェンダーやLGBTQ+への理解を深める施策が実施されています。具体的には、育児支援や障害者雇用、多文化共生を促進するなど、多彩なアプローチが取られています。
PRIDE指標とは
一方、PRIDE指標は、性的マイノリティが働きやすい職場環境を実現するための評価基準であり、Policy、Representation、Inspiration、Development、Engagement/Empowermentという5つの指標から構成されています。NECソリューションイノベータは、全ての指標において高い基準をクリアし、受賞することができました。
このような高評価は、社内だけでなく社外での活動にも拡がりを見せており、様々な多様性を重視する企業文化を醸成しています。特に、LGBTQ+コミュニティに対する理解とサポートを深める具体的な取り組みが行われています。
具体的な取り組み内容
コミュニティ活動
NECソリューションイノベータは、LGBTQ+及びSOGIに関連する社員主体のコミュニティ活動を推進しています。これにより、理解し合い、認め合う環境を作り、ALLYという仲間を増やすことを目指しています。例えば、当社オリジナルのALLYステッカーを配布するなど、認知度向上をはかっています。
啓発活動
毎年6月には、社内イベントを開催し、様々な個性や能力を持つ社員が活躍できる職場の実現に向けた取り組みを行っています。また、全社員に向けたe-Learningプログラムや、管理職向けの特別啓発研修も実施しています。
人事制度の充実
2020年からは、同性婚を含む事実婚が法的婚姻と同等に扱われるよう制度を改訂しました。また、2023年には、同性婚社員に対する家族登録手続きの改善も行っています。このような制度変更は、全ての社員が安心感を持って勤務できる要素となっています。
対外活動
NECソリューションイノベータは、特定非営利活動法人東京レインボープライドのスポンサーとして参加し、プライドパレードにも経営陣や社員が多く参加しています。これは、LGBTQ+の権利向上に向けた社会貢献活動とも言えます。
法的な取り組みへの賛同
さらに、婚姻の平等やLGBT平等法、性同一性障害特例法の要件緩和などにも法人として賛同しています。これにより、より良い社会の実現に向けた強い意志を示しています。
これからの展望
NECソリューションイノベータは、今後も多様性を尊重した職場環境を作り、これからのイノベーションやビジネス成長を追求していく所存です。社員一人ひとりの西洋・Well-beingを重要視した施策を進め、多様な才能が発揮されることで、企業価値の向上につながっていくことを目指しています。
このように、成果の拡大は企業の基盤を強固にし、未来に向けた持続的な発展を促すでしょう。今後の活動にも期待が寄せられます。
参考リンク
NECソリューションイノベータの取り組みについて
人的資本レポート