観光特急「しまかぜ」の皮革再利用商品の魅力
近畿大学と近畿日本鉄道株式会社、そして沿線の企業2社が手を組んで、観光特急「しまかぜ」の座席に使われた皮革を再利用した商品「KINTETSU UPCYCLE LINK」を発表しました。この商品は、旅行の思い出を日々の生活に取り入れることを目的に設計されています。
商品概要
「KINTETSU UPCYCLE LINK」は4種類のアイテムを含んでおり、2025年5月17日と18日に開催される「きんてつ鉄道まつり2025in塩浜」で特別に販売されます。中でも、3種類は現地での販売が予定されており、もう1種類はWeb上での申し込みのみが可能です。これにより、地域のイベントを通じて新たな価値を提案しています。
1. 商品紹介
- - Shimakaze Re:Leather パスケース
価格:10,000円(税込み)
数量:100個(購入制限あり)
内容:定期券やカードを入れるためのパスケースで、裏面には「しまかぜ」のロゴ刺繍が施されています。
- - Shimakaze Re:Leather ドロップキーホルダー
価格:4,000円(税込み)
数量:200個(購入制限あり)
内容:両面に「しまかぜ」のロゴボタンがデザインされたキーホルダーです。
- - Shimakaze Re:Leather ベルトデザインキーホルダー
価格:5,000円(税込み)
数量:200個(購入制限あり)
内容:カバンやズボンのベルトに取り付けられるデザインのキーホルダーです。
- - Shimakaze Re:Leather ネームプレート
価格:7,000円(税込み、送料別)
数量:100個(ネット申し込みのみ)
内容:希望の文字をレーザー刻印し、普段使いのカバンや旅行用にも適したアイテムです。
2. プロジェクトの背景
この取り組みは、近畿大学経営学部の文能ゼミによって推進されています。文能ゼミでは、企業の成長とイノベーションをテーマに、限りある資源の再利用を目指す研究が行われており、SDGsの理念を基にした日常生活の実現を目指しています。学生たちは商品の企画から開発までを主導し、近鉄から提供された上質な皮革を活用する場が与えられました。
3. 産学連携の意義
今回のプロジェクトは、産学連携の一環として地域の活性化を促進するものです。近鉄と近畿大学の連携により、地元企業との協働が実現し、新たなビジネスモデルの創出に繋がります。特に、新商品の開発においては、学生のアイデアと企業の資源を結び付けることで、地域全体の魅力を引き上げる狙いがあります。
4. イベント詳細
「きんてつ鉄道まつり2025in塩浜」の会場は、近鉄塩浜検修車庫で、三重県四日市市に位置しています。イベントは2025年5月17日と18日の2日間、10:00から15:00まで開催される予定です。近鉄名古屋線の塩浜駅から徒歩約5分と、アクセスも良好です。
このイベントで新たに登場する商品を手に入れ、観光特急「しまかぜ」の思い出を日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。これにより、旅行の思い出が日々の楽しみとなることでしょう。