深島ねこ図鑑、クラウドファンディング成功
2024-04-25 08:30:02
【122万円達成!】大分県深島、猫と共生する離島の挑戦!クラウドファンディングで島を救う!
大分県深島の奇跡:猫と人が織りなす、心温まる島の物語
大分県佐伯市に位置する小さな離島、深島。人口わずか11人に対し、65匹もの猫が暮らすこの島は、近年「猫の島」として注目を集めています。しかし、猫と島民の共存には課題も山積していました。そこで立ち上がったのが「深島ぷろじぇくと」です。
彼らが目指すのは、猫と人、そして島を訪れる観光客すべてが幸せになれる共存社会の構築。その取り組みの一つとして、クラウドファンディングで資金調達を行い、3冊目となる「深島ねこ図鑑」の制作を実現しました。
クラウドファンディング大成功!122万円達成
2024年4月10日に開始されたCAMPFIREでのクラウドファンディングは、開始わずか1週間で目標金額122万円を大きく上回る支援を集め、大成功を収めました。多くの支援者からの熱い思いが、この小さな島を大きく動かしました。
目標達成を受け、プロジェクトはネクストゴールとして222万円を設定。追加の寄付金は、深島ねこ図鑑vol.3の制作費、猫のための小屋建設費、慰霊碑建設費、猫の健康調査やワクチン接種費用などに充当される予定です。
深島ねこ図鑑:猫と島の未来をつなぐ架け橋
深島ねこ図鑑は、単なる猫の写真集ではありません。島に暮らす猫たちの紹介はもちろんのこと、島民の猫への愛情、猫と島民の共存における課題と取り組み、そして島の豊かな自然や文化までを網羅した、深島を深く知ることができる一冊です。
これまでの2冊では、2000冊以上の販売実績があり、売上の一部は猫のための基金として活用されてきました。TNR活動(Trap-Neuter-Return)の費用や餌代に充当され、猫たちの健康管理にも貢献しています。
今回のvol.3では、全猫の掲載に加え、過去の人気猫や島民の思い入れのある猫も紹介。より詳細な情報やデジタル版の提供により、より多くの人に深島を知ってもらう機会が期待されています。
深島ぷろじぇくと:島の未来を守る取り組み
深島ぷろじぇくとを推進するのは、観光まちづくり佐伯と、島民の安部家を中心とした島民たちです。安部家は、島で「でぃーぷまりん」という屋号で深島みそなどの生産、カフェ「cafeむぎ」、宿泊施設「innえびすねこ」を運営しています。
このプロジェクトは、猫の問題解決にとどまらず、過疎化が進む離島の活性化、持続可能な観光の推進、そして島民の生活の向上を目指しています。深島ねこ図鑑は、その取り組みの象徴であり、島内外の人々をつなぐ重要な役割を担っています。
さっちゃんグッズも登場!魅力的なリターン
クラウドファンディングでは、深島ねこ図鑑vol.3をはじめ、深島みそ、ひもの、人気の猫「さっちゃん」の写真集など、魅力的なリターンが用意されています。支援者への感謝の気持ちと、深島の魅力を伝えるための工夫が凝らされています。
未来への希望:猫と人、島と人の繋がり
深島は、猫と人、島と人が深く繋がり、温かい時間が流れる場所です。このクラウドファンディングの成功は、その繋がりをさらに強固なものにし、未来への希望を灯す大きな一歩となりました。深島ねこ図鑑は、単なる出版物ではなく、この小さな島が発信する、大きなメッセージです。
深島の未来は、猫と人、そして多くの人々の支援によって作られていくのです。
会社情報
- 会社名
-
深島ぷろじぇくと(deepblue)
- 住所
- 大分県佐伯市蒲江蒲江浦3249
- 電話番号
-
080-5289-2280