医療DX推進協業
2025-07-11 09:27:24

ファルモとAPOSTROが医療DX推進のための協業を開始

新たなパートナーシップが医療の未来を切り開く



株式会社ファルモと株式会社APOSTROが、医療DX推進に向けた新たな協業を発表しました。この協業は、医療現場の負担を軽減し、患者を中心に据えたスムーズな医療体験を実現することを目的にしています。ファルモの医療インフラとAPOSTROの先進的な技術が組み合わさることで、医療機関と薬局をつなぐ強固な基盤が構築されます。

現在の医療現場が抱える課題



日本の医療現場は、少子高齢化が進む中、高齢者や慢性疾患を抱える患者への対応が求められるようになっています。これにより、医療従事者の個々にかかる負担も増大し、医師や薬剤師に限らず、受付や会計などを担当する事務スタッフの不足が深刻な問題として浮上しています。医療提供体制の持続可能性が危ぶまれている中、医療機関と薬局の間で分断されている業務や情報をシームレスに統合し、医療DXを実現する必要があります。

協業を通じて目指すもの



ファルモとAPOSTROの協業は、「患者を起点とした医療導線の再設計」という共通のビジョンに基づいています。両社はそれぞれの強みを生かしつつ、業務の効率化を図り、患者体験の向上を追求します。具体的には、ファルモが構築した調剤情報ハブシステム「ファルモクラウド」を用いたクラウド型ピッキング監査システムや電子お薬手帳を通じて、全国の調剤薬局と連携を強化します。また、APOSTROが提供する「Clinic KIOSK」シリーズでは、診療所における業務の効率化を図ります。

両社の展開領域



ファルモは、2025年には調剤薬局の導入数が10,000店舗を超える見込みです。「ファルモクラウド」や電子お薬手帳を駆使し、医療機関と薬局、患者を繋ぐデジタルハブとして、地域医療の最適化を目指しています。一方、APOSTROは、マイナ診察券や自動受付機、キャッシュレス決済機能を備えた多機能端末を展開しており、医療機関の業務フローを統合する「APOSTRO Connecting HUB」を通じて、医療現場全体の効率化を実現します。

未来への期待



今後、両社は段階的な技術連携と実証実験を進めていく予定で、早期の実装が期待されています。協業の成果として、医療現場従事者の負担軽減、患者にとっての統合された医療体験の提供、さらに医療機関や薬局間でのデータ利活用基盤の整備が期待されます。持続可能な地域医療モデルの構築を通じて、これからの医療現場に「もっと便利で、もっとやさしい未来」を実現することを目指しています。

会社概要



  • - 株式会社ファルモ
所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティータワー 52F
代表者:広井嘉栄
ファルモ公式サイト

  • - 株式会社APOSTRO
所在地:東京都文京区大塚3-20-1 紅屋茗荷谷ビル6F
代表者:日置真太郎
APOSTRO公式サイト

この協業は、日本の医療分野における新たな成長を促す重要なステップとなるでしょう。両社の今後の動向に大いに期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
株式会社APOSTRO
住所
東京都文京区大塚3-20-1 紅屋茗荷谷ビル6F
電話番号
03-3815-5144

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