北海道新幹線札幌延伸の魅力を仙台青葉まつりで発信

2024年5月17日から18日の2日間、仙台青葉まつりにおいて北海道新幹線札幌延伸をPRする活動が行われました。後志総合振興局はこのイベントに参加し、後志地域の観光資源を広める機会としました。仙台青葉まつりは毎年多くの来場者を集め、2024年度の実績では約93万人が訪れる見込みです。この巨大な祭りの中で北海道新幹線の札幌延伸を告知し、後志地域の魅力を広めることが目的とされています。

新幹線の札幌延伸は2038年度末を目指して進められており、選ばれた新小樽駅や倶知安駅の駅舎デザインも決定しています。また、倶知安駅では駅舎再開発に向けた準備が着々と進められています。

イベント会場では、倶知安21雪だるまの会や倶知安町と協力し、北海道新幹線の関連グッズや後志地域を紹介するパンフレット、さらには名産のじゃがいもが配布されました。これらのノベルティは大変な好評を得ており、700セットがすぐに売り切れるほどの人気を誇りました。

さらに会場では北海道の雪を持ち込み、小さな雪だるまを作成する体験も行われ、訪れた人々には雪深い後志地域の特性を知ってもらう機会となりました。参加者からは「本物の雪に触れられて楽しかった」との声が寄せられ、地域の魅力を新たに体感してもらえたようです。

新幹線の開業に関連する工事の進捗は毎月更新しており、最新情報は公式ページにて確認可能です。こちらでは札幌延伸のための基盤づくりが着実に進んでおり、今後の進展が期待されています。北海道新幹線の札幌延伸は、新たな観光の架け橋となり、後志地域の経済活性化にも寄与することでしょう。新幹線の影響で観光客が増えることが見込まれ、地域の魅力をさらに高めることにつながります。イベントに参加した人々が後志地域や北海道新幹線について認識を深めて帰る姿が印象的でした。今後もこのような活動を通じて、観光PRが成功し、地域の振興につながることを期待しています。