オルタナ信託、東京金融賞2025一次審査通過
オルタナ信託株式会社(以下、オルタナ信託)は、東京都が主催する「東京金融賞2025」の金融イノベーション部門において見事に一次審査を通過しました。この賞には国内外から157社が応募し、最終的に通過したのはわずか15社。オルタナ信託はその中の一つとして注目を集めています。
オルタナ信託とは?
オルタナ信託は、三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社(MDM)と三井住友信託銀行の共同出資により設立されたデジタル証券特化型の信託会社です。2025年7月から本格的な営業を開始する予定です。すでにMDMをアセットマネージャーとするデジタル証券「三井物産グループのデジタル証券~川崎・商業~(譲渡制限付)」の初受託案件を組成しています。このような取り組みによって、MDM以外の不動産オーナーへのデジタル証券の提供も進めていきます。
今後、オルタナ信託はAI技術を活用し、商品組成にかかる期間の短縮を図りながら、不動産保有アセットを対象としたデジタル証券の組成や運用、販売を一体的に行うサービスを展開していくことを目指しています。
東京金融賞の目的
東京金融賞は、東京都が掲げる「国際金融都市・東京」構想の実現をサポートする為の取り組みとして、金融分野におけるイノベーションの創出を目的としています。この賞を通じて、東京の国際金融市場での存在感が高まるとともに、金融の力を活かした持続可能な社会の実現を目指しており、都民の利便性向上にも寄与することが期待されています。
賞の詳細と応募情報
オルタナ信託の一次審査通過に関する詳細は、東京都のプレスリリースにて確認できます(
プレスリリースリンク)。
採用情報
現在、オルタナ信託ではファンドの組成・運営を担当するストラクチャードファイナンス部門のスタッフを募集しています。興味のある方は、こちらからエントリーしてください(
採用情報リンク)。
ALTERNA(オルタナ)について
また、オルタナが提供する「ALTERNA(オルタナ)」は、都心の大型不動産や物流施設、発電所など、安定的な賃貸収入を見込める実物資産に対する個人向けの資産運用サービスです。このサービスは、スマートフォンだけで簡単に投資を行える点が特徴です。10万円からの小口単位で安定資産へ個別投資が可能になり、一般投資家に新たな選択肢を提供しています。
公式サイトや各種SNSを通じて情報発信していますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
会社概要
本社所在地は東京都中央区日本橋堀留町に位置し、代表取締役社長は上野貴司氏。設立は2020年で、資本金は30億円です。MDMは様々なサポートを通じて、利用者が安定した資産形成を目指せるような新たな資産運用の選択肢を提供していきます。
今後のオルタナ信託の展開と、東京金融賞における更なる活躍に注目です。