瀬戸内海の絶景が広がる「Azumi Setoda」
2021年3月、広島県尾道市の瀬戸田町にオープンした「Azumi Setoda」は、心地よい潮風に包まれた美しいロケーションに位置しています。この地は、約8,000人の住民が暮らす小さな島ですが、その魅力は文化、歴史、そして美しい自然にあふれています。旅館ブランド「Azumi」は、この場所に深く根付いた風土を尊重しながら、伝統的な日本の旅館スタイルに現代的な感性を加えた新しい宿泊体験を提供すべく設計されています。
伝統と現代が交差する宿泊施設
「Azumi Setoda」では、約140年の歴史を持つ旧堀内邸の建築様式を生かしながら、日本の伝統建築の手法を用いて改装を行いました。22室の客室は50平米から70平米の広さがあり、すべての客室には個別の庭が配置されています。髄所に設けられた庭園やあずまや、さらにレストラン、バー、ショップなど多彩な施設が完備されています。また、別棟として新たに開業した「yubune」には銭湯やサウナもあり、心身をリフレッシュできる体験も提案しています。
美しい庭園と心地よい空間
宿泊者が静かに過ごせるよう設計された空間は、プライベートスペースとパブリックスペースの心地よい行き来を実現しています。特に敷地内の庭園は、自然な光と風を取り入れながら、建物全体の呼吸を感じられる役割を果たしています。各客室ごとの坪庭は、自然の恵みを感じながらリラックスできるひとときを提供します。
地域の文化を尊重した食体験
「Azumi Setoda」では、瀬戸田の地元食材を活かした料理が楽しめます。新鮮な魚介類や柑橘類、野菜など、地域ならではの豊かな素材をふんだんに用い、かつて堀内邸に招かれたお客様に提供されたような文化を感じさせるコース料理を展開。古代の時代に海を渡ってきたハーブやスパイスも取り入れ、食卓に多様な文化の息吹をもたらしています。
瀬戸田町とその魅力
瀬戸田町は、江戸時代から明治にかけて繁栄した塩田の歴史や、近年は柑橘類の生産地としても知られています。地元の特産品であるレモンは、日本国内でも高いシェアを持ち、「レモンの島」として名を馳せています。また、「Azumi Setoda」と「yubune」は、地元の商店街「しおまち商店街」の入口にあるため、地域の賑わいを取り戻す重要な役割も担っています。
まとめ
「Azumi Setoda」は、瀬戸内海の美しい風景と共に、地元文化を尊重した新たな旅館体験を提供する場です。伝統と革新が調和した空間で、心からのおもてなしを受けながら、瀬戸田の自然を楽しむ贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
詳細については
公式サイトを訪れてみてください。これからの旅の計画に、是非「Azumi Setoda」を加えてみてください。