親の老後、話し合い不足
2022-11-28 15:00:01
親の老後、あなたは準備万端?64%が親との話し合い不足!不安は「健康状態」「介護」が上位!
親の老後、あなたは準備万端?64%が親との話し合い不足!不安は「健康状態」「介護」が上位!
近年、少子高齢化が進む日本では、親の老後をどのように支えるのか、という課題は多くの家庭にとって切実なものとなっています。
この課題に対する意識や現状を把握するため、40歳~59歳の男女1,000人を対象に、親の老後に関するアンケート調査が行われました。
その結果、64%の人が親との間で老後について十分な話し合いができていないことが判明しました。
さらに、親の老後について不安に思っていることとして、「健康状態」が60%と最も多く、次いで「介護」(45%)、「認知症」(40%)、「足腰の衰え」(34%)という結果になりました。特に女性は「介護」や「認知症」に対する不安が強く、男性よりも10%以上高い数値を示しました。
これは、日本の社会において介護の負担が女性に偏りがちな現状を反映している可能性があります。
また、親の介護が必要になった場合の対応については、48%の人が「まだ考えていない」と回答しました。
具体的な対応策としては、「施設介護」(17%)、「在宅介護でヘルパーなどを利用」(13%)、「検討中」(12%)などが挙げられます。
親の面倒を直接見るという回答は少なく、「まだ考えていない」という人が多数を占めるという結果になりました。
さらに、親の年金と蓄えだけでは資金が不足する状況になった場合の対応について尋ねたところ、「わからない」が35%と最も多く、「援助する」(22%)、「公的制度を利用する」(20%)、「親の資金の範囲内で対応してもらう」(18%)という結果になりました。
女性は「親の資金の範囲内で対応してもらう」という回答が男性よりも多く、金銭面に関してより現実的に考えている傾向が見られました。
親の老後と向き合うためにできること
今回の調査結果から、親の老後について話し合いが不足していること、そして介護や健康面に対する不安を抱えている人が多いことが明らかになりました。
親の老後と向き合うためには、早いうちから家族で話し合い、具体的なプランを立てることが大切です。
具体的には、以下の3つのポイントを意識してみましょう。
1. 親の希望を聞く
親がどのような老後を希望しているのか、しっかりと話を聞くことが重要です。
「どこで暮らしたいのか」「誰と暮らしたいのか」「どんな生活を送りたいのか」など、具体的な質問を通して親の気持ちを理解しましょう。
2. 介護や健康面について情報収集
介護や健康面に関する情報を収集し、親の状況に合わせた対応を検討しましょう。
介護サービスの種類、費用、手続きなど、事前に理解しておくことで、いざという時に慌てずに対応できます。
3. 家族で協力体制を築く
親の介護は、1人ですべてを背負い込むのではなく、家族みんなで協力することが大切です。
それぞれの状況や能力を考慮し、役割分担を決め、助け合える体制を築きましょう。
まとめ
親の老後と向き合うことは、決して簡単なことではありません。しかし、早いうちから準備を始め、家族で協力することで、より良い老後を送ることができるでしょう。
今回の調査結果を参考に、親とのコミュニケーションを大切にし、共に未来を築いていきましょう。
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Ueda Keisho Corp.
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