演劇博物館100周年
2025-05-23 11:08:28

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、100周年記念事業を発表!

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館が迎える100周年



2028年に創立100周年を迎える早稲田大学坪内博士記念演劇博物館が、この大きな節目に向けた記念事業を発表しました。今回の発表では、特設サイトの開設や各種展示の実施が予定されています。

記念サイトの開設


まず、記念事業の一環として、2025年5月23日に特設サイトが公開される予定です。このサイトでは、演劇博物館のこれまでの歩みや、100周年に向けた事業内容、さらに100万点を超えるコレクションの一部が紹介されるとのことです。多くの方にとって、歴史的な魅力を再発見する場となることでしょう。

展示イベントの内容


昭和100年演劇・映画ポスター展


2025年6月24日から2026年1月18日まで、埼玉県本庄市にある本庄早稲田の杜ミュージアムで「昭和100年演劇・映画ポスター展」が開催されます。この展示では、昭和時代の演劇や映画を象徴するポスターが並び、当時の文化や風俗を振り返ります。一方で、坪内逍遙が愛用していた帽子やかばん、明治時代に描かれた妖怪引幕の複製パネルなど、貴重なコレクションも展示され、訪れる人々はその魅力に引き込まれることでしょう。

プレ記念展示「舞台衣裳展」


さらに、2025年7月4日から8月3日まで、早稲田大学會津八一記念博物館にて「舞台衣裳展」が行われます。この展覧会では、能装束や歌舞伎の衣裳、さらには京劇や現代の商業演劇の衣裳が紹介され、演劇の美しさや多様性を堪能することができます。

収蔵資料の保全と発信


演劇博物館は、この100周年記念事業を通じて、収蔵資料の適切な維持・保管を強化し、発信活動を活発に行っていく方針です。特に、貴重映像資料のデジタル化や、資料の海外発信、多言語化の推進が予定されています。こうした取り組みは、国内外の多くの人々に演劇の魅力を届ける力となるでしょう。

演劇博物館の起源


演劇博物館は、1928年の坪内逍遙博士の古稀を記念して設立されました。当初は、博士の業績を称えるために多くの資金が集まり、建物は当時のイギリスの劇場を模して設計されています。「全世界は劇場なり」を意味するラテン語が正面に掲げられ、演劇文化の重要性を象徴しています。

坪内逍遙は明治から昭和にかけて、演劇、文学、舞踏など様々な分野で先駆的な業績を残した偉大な人物です。彼の情熱とビジョンが、演劇博物館を形作ってきたことは今でも色あせません。

記念事業への支援


演劇博物館では、100周年を祝うための募金活動も開始されています。個人や団体、法人からの寄付を募集し、支援していただいた方々の名前は記念銘板に刻印されるほか、特別な特典も用意されています。さまざまなリワードが用意されるため、支援することで博物館の大切な歴史に関わることができるでしょう。

まとめ


早稲田大学坪内博士記念演劇博物館の100周年は、ただの祝い事ではなく、多くの人々に演劇の素晴らしさを伝える新たな旅の始まりとなります。次の100年に向けた挑戦が始まる今こそ、皆様の関心と支援が必要です。ぜひ、この機会に博物館のイベントを訪れ、その歩みを共に感じてみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

会社情報

会社名
早稲田大学
住所
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 新宿区 早稲田大学 演劇 坪内博士

Wiki3: 東京都 新宿区 早稲田大学 演劇 坪内博士

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。