新たなホスピタリティを提供する提携
東京都において、matsuri technologies株式会社と株式会社CS-Cが協力を始めました。これは、インバウンド客に特化した飲食店や食体験の多言語予約サービス「JAPAN FOOD GUIDE」との連携により、宿泊客の食体験を充実させることを目的としています。
提携の目的
この提携では、matsuriが提供する宿泊施設の利用者に向けて、飲食店や食体験の予約を紹介し、訪日外国人に特別な体験を提供します。matsuriの宿泊顧客管理ソフト「m2m Systems」経由で「JAPAN FOOD GUIDE」を利用可能にし、宿泊と食体験をスムーズに結び付けることで、訪問者により豊かな経験を提供するのが狙いです。これにより、増加し続けるインバウンド需要に応じた民泊のさらなる発展を促進し、観光立国としての体制の強化を目指しています。
背景
matsuriは、中長期の宿泊ニーズに応える形で民泊施設を運営し、年間稼働率は80%以上を達成しています。インバウンド訪日客に焦点を当てた事業展開を進める中、今回の協業によって顧客体験の向上が期待されます。この取り組みは、宿泊施設の機能を拡張しすべての訪問者に快適な旅行体験を提供する一助となるでしょう。
「JAPAN FOOD GUIDE」とは
「JAPAN FOOD GUIDE」は、インバウンド客向けに特化した多言語予約サービスであり、事前決済やノーショー対策などの機能が備わっています。このサービスは、OMAKASEスタイルの寿司や和牛、焼き鳥など、訪日外国人に人気の高い飲食店を特集しており、ユニークな食体験を提供しています。これにより、飲食店への集客を強化し、日本の食文化を広める役割を果たしています。
StayXとは
また、matsuriが提供する「StayX」は、ソフトウェアを用いて空間の価値を最大化するソリューションです。このプログラムにより、賃貸物件が多様な用途で運営されるようになります。清掃員のAI管理やリアルタイムの在庫管理など、業務を効率化する機能を充実させ、無人運営も可能にしています。労働力不足の解消を図る中で、社会インフラの新しい形を提案します。
終わりに
この提携は、matsuri technologies株式会社と株式会社CS-Cの強みを生かし、宿泊と食体験を融合させた新しいホスピタリティの形を生み出すものです。訪日外国人にさらなる魅力的な体験を提供できることで、日本の観光業の発展に大きく貢献することが期待されています。両社の今後の取り組みに注目です。