BIOTECHWORKS-H2とElsahal Groupが手を結ぶ
2025年11月5日、株式会社BIOTECHWORKS-H2(東京渋谷区)は、ナイジェリアのElsahal Group Ltd.と「ZERO WASTE」プロジェクトに関する戦略的提携を発表しました。この取り組みは、アフリカで初めての本格的な廃棄物水素化を目的としており、最初のプロジェクトはナイジェリア北部のカノ州において、日量3,500トンの規模での廃棄物処理計画が含まれています。
提携の背景
ナイジェリアは、急速な都市化に伴い廃棄物発生量が急増しています。人口2億人以上のこの国において、特にカノ州は約1,400万人の住民を抱え、廃棄物処理や電力供給の問題が深刻化しています。イノベーティブな解決策が求められる中、Elsahal Groupは再生可能エネルギー事業を展開しており、同社との提携により、BIOTECHWORKS-H2は最新の廃棄物水素化技術とデジタルトレーサビリティシステム「REBORN」を活用していきます。
プロジェクトの概要
カノ州での「ZERO WASTE」プロジェクトは、廃棄物を水素に変換するという画期的な取り組みです。このプロジェクトでは、以下の点が予定されています。
- - 処理規模: 日量3,500トン
- - 対象地域: ナイジェリア・カノ州
- - モデル: 大規模都市型
このプロジェクトの展開は、ナイジェリア国内そしてサブサハラアフリカ全域に広がる予定で、協力分野とは以下の通りです。
- - 廃棄物組成調査やフィージビリティスタディの共同実施
- - Waste-to-Hydrogen技術の最適化とREBORNプラットフォーム導入
- - 投資スキームの構築を含むPPP、SPC、ブレンドファイナンス
今後の見通し
本提携の重要な要素として、Elsahal Groupはナイジェリア国内でのプロジェクトへの独占的優先権を持つことが挙げられます。また、BIOTECHWORKS-H2のCEO西川明秀氏は、アフリカの廃棄物をエネルギー化することが、資源不足や貧困問題の解決にも寄与すると述べています。
彼は「アフリカを先進国のグリーンウォッシュの墓場にはさせたくない。本当の循環型社会を構築するために、現地のパートナーと協力することが重要です。この取り組みが、アフリカをエネルギー大国へと導く第一歩になる」 と語っています。
BIOTECHWORKS-H2について
BIOTECHWORKS-H2は、廃棄物から水素を生成し、再生可能エネルギー化を追求する企業で、透明性の高いサーキュラーエコノミーを目指しています。彼らはIoTとAIを駆使したデジタルトレーサビリティシステム「REBORN」を導入し、廃棄物処理からエネルギー利用までの全過程を可視化しています。
この新たな試みは、ナイジェリアにおけるエネルギー問題と廃棄物問題を同時に解決する道を切り開くものであり、BIOTECHWORKS-H2とElsahal Groupのコラボレーションがアフリカ全域での持続可能な未来へとつながることが期待されます。