令和の新マクベス
2024-10-23 19:59:04

異次元の視点で描く令和の新しいマクベス、上演間近!

令和の新しいマクベス、上演間近



来たる2024年11月3日、吉祥寺シアターにて、吉村元希による新作『令和X年のマクベス』が上演されます。この作品は、シェイクスピアの古典的名作を現代的な視点で翻案したもので、ジェンダーや人間関係についての新たな議論を呼び起こすことを意図しています。

ストーリーの紹介


《令和X年のマクベス》は、悪女や魔女、果てしない男らしさについて問いかける内容です。主人公マクベスの妻は、意識不明という状態から物語がスタートします。マクベスは、彼女の命を取り戻すため魔女を呼び寄せますが、その結果は彼にとって思いもよらぬ運命を引き寄せるものになります。彼は複数の魔女の中から一人を選び、その魔女が持つ力を利用することで、次第に周囲を敵に回していく様子を描いています。

新たな視点の導入


この作品では、マクベス夫人にAIの要素を加えることで、伝統的な枠を越えます。AIと本来の意識が交じり合うことで生じる葛藤が、物語の中核を形成します。特に、女から生まれた者には傷つけられないという prophecy(予言)がマクベスに自信を与え、物語を更に緊迫させます。また、女神ヘカテがこの物語の重要な役割を果たすことで、マクベス夫人の意識とAIを分離するプロセスが描かれます。

この作品の魅力は、ただマクベスの物語をただなぞるだけではなく、現代の価値観と接続させる点にあります。「令和の(○○に)優しい演劇」というスローガンのもと、観客に新しい視点を提供することを目指しています。

戯曲組の活動


『令和X年のマクベス』は、戯曲組が主催するもので、吉村元希が中心となって展開する演劇的創作ユニットです。彼は映画やアニメといったメディアでの脚本家としての経験を持ち、その活動は多岐にわたります。演技者の身体反応に注目し、言語の力を引き出すことをコンセプトに、台詞を実際に発話することを重要視しています。

公演情報


この公演の詳細は以下の通りです。
  • - 日付:2024年11月3日 (日・祝)
  • - 場所:吉祥寺シアター(東京都 武蔵野市 吉祥寺本町1-33-22)
  • - 出演者:三森麻美(ミモらランド)、元水颯香、森下知香、ほか
  • - チケット料金:一般4,500円、U25は3,000円、ペアチケットは8,000円(自由席、税込)

チケットはカンフェティにて販売中で、詳細な情報は公式サイトでも確認できます。
カンフェティでのチケット販売
公式サイトはこちら

この新しいマクベスは、現代社会における性別の理解を深め、観客に考えさせる力を持った作品となっていると言えるでしょう。ぜひこの機会に、令和のマクベスを体験してみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

会社情報

会社名
カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)
住所
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。