冷凍寿司元年イベント
2025-09-24 17:31:07

冷凍寿司元年と題した新しい時代の幕開けに寄せて

冷凍寿司元年イベント開催レポート



2025年を「冷凍寿司元年」と位置付け、デイブレイク株式会社が主催した一大イベントが、9月19日(金)に東京・有楽町のTokyo Innovation Baseで行われました。このイベントは、冷凍寿司の新たな可能性とその魅力を広く伝えることを目的としており、業界に関わる関係者150名が集まり、500貫もの冷凍寿司が販売されました。

寿司の常識を覆す冷凍技術の進化



寿司といえば新鮮な魚とシャリの絶妙な組み合わせが求められる高級料理ですが、これまで「寿司は冷凍できない」という常識が存在しました。しかし、昨今の冷凍技術の進化とレシピの革新により、高品質な冷凍寿司が実現しました。2025年には、名高い寿司店が続々とこの市場に参入し、冷凍寿司が寿司の楽しみ方をがらりと変える存在になると期待されています。

このイベントでは、アートロックフリーザーという特殊冷凍機を用いて凍結された寿司が販売され、その品質を体感することができる機会となりました。業界の専門家たちは、この新しい冷凍寿司の魅力を一堂に集め、来場者たちに向けてその価値を伝えました。

パネルトークで冷凍寿司の魅力を探る



イベントの前半には、各出展者によるパネルトークが行われました。それぞれの企業が、冷凍寿司開発の背景や技術に関する知見を共有しました。特に、解凍方法の研究やシャリの品質保持、さらには輸出戦略についての議論が深まりました。来場者は、各社の取り組みや成果を直接聞くことができ、非常に価値のある時間を過ごしたと感じました。

各社のコメント



  • - 江戸前寿司ちかなりの近成善行代表は、自社の解凍方法の研究に基づき、「食べたい時にすぐ提供でき、フードロス削減にも寄与したい」と語りました。
  • - 鮨 銀座おのでらの鬼久保好崇氏は、特にシャリの水分量や配合の最適化が重要であるとし、消費者向け商品からさらなる展開を視野に入れる意向を示しました。
  • - 金沢まいもん寿司の今井健介氏は、国内外問わず安心して冷凍解凍できるシャリの開発に注力していると話し、幅広いシーンでの提供を目指しています。
  • - ちよだ鮨の小野寺大樹氏は、冷蔵解凍により江戸前寿司の風味を保つ研究を行っており、「いつ、どこでも美味しいものを提供する」という目標に向かっています。

パネルトークは、冷凍寿司の研究開発に対する貴重な意見交換の場となりました。

来場者の熱気と反応



パネルトークの後は、冷凍寿司の販売が行われ、来場者は自社のこだわりが詰まった寿司を味わうことができました。約150名が来場し、1日で約500貫が販売される様子は、この分野への期待が高まっていることを示しています。試食した方々からは「想像以上に美味しい」といった驚きの声が寄せられ、「ぜひ世界に日本の寿司のおいしさを広めてほしい」との期待も多く寄せられました。

今後の冷凍寿司市場の展望



冷凍寿司の可能性は無限です。農林水産省が後援する試食会でも高い評価を受けており、日本の食文化を世界に広げる新たな挑戦として注目を集めています。デイブレイク社は、引き続き他の事業者との協力を通じて冷凍寿司の普及を進め、持続可能な食産業の構築を目指しています。また、特殊冷凍技術を用いて、食材本来の風味を保ちながら新たな価値を創造していくストーリーも続きます。

「冷凍寿司元年」として始まるこの新時代は、単なる輸出市場を超えて、寿司の魅力を多様なシーンで楽しめる未来を切り開いているのです。


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会社情報

会社名
デイブレイク株式会社
住所
東京都品川区東品川2-6-4 G1ビル3F
電話番号
03-6453-7357

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