次世代デジタル提携
2021-05-12 10:00:06

GUNCY’SとHuman-Engine、次世代デジタルコンテンツを創出する業務提携を発表

株式会社GUNCY’Sが、アメリカの先端テクノロジー企業Human-Engineと戦略的な業務提携を行いました。これは、急速に成長するデジタルコンテンツ市場における新しい試みとして注目されています。特に5Gの普及に伴い、バーチャルキャラクターへの需要が急速に増加しており、両社はそれぞれの強みを活かしてこの市場に対応していく意向です。

GUNCY’Sは、ハイエンドな3DCGデジタルコンテンツの開発に特化した企業であり、広範囲なテクニカルコンサルティングサービスを提供しています。彼らは、顧客のニーズに応じた制作フローを構築し、プロジェクトごとに最適なチームを迅速に組成することで業務効率を大きく向上させる支援を行っています。今後、日本国内にスキャニングスタジオを開設し、顧客の期待に応える体制を整備する方針です。

Human-Engineは、カリフォルニア州に本社を構える企業で、4Dスキャン技術、機械学習、写真測量を駆使して高品質な3Dバーチャルキャラクターを制作しています。彼らの技術は、ゲーム、VFX、AR、VRといったインタラクティブメディアに適用され、特にリアルな表現力が求められる分野で高い評価を得ています。

この業務提携により、GUNCY’Sは、顧客の多様なニーズに応えるためにHuman-Engineの高品質なデータスキャニング技術を活用していく考えです。両社が手を組むことで、よりリアルで魅力的なデジタルコンテンツを提供し、顧客の期待を超える体験を生み出すことができるでしょう。

また、この業界の動向として、近年日本国内でもバーチャルYouTuber(VTuber)が盛り上がり、特に2020年にはその数が1万人を超えるなど急成長を見せています。これに呼応するように、アメリカではFable社が提唱した“バーチャル・ビーイング”という概念が注目を集め、実在しないインフルエンサーがSNSでの影響を大きくしています。このようにデジタルの領域で新たな表現やコミュニケーションが生まれる様子は、今後ますます加速することでしょう。

また、Human-Engineが持つSmart Skin™技術は、皮膚のリアルな変形を可能にし、動画ではなくリアルタイムグラフィックスでの表現を実現します。このような技術革新が、今後のデジタルコンテンツの表現力をさらに広げることが期待されます。

GUNCY’Sの野澤代表取締役は、今回の提携への期待を寄せ、「4Gから5Gへの移行に伴い、バーチャルな自分が特別な個性を持つことが現実になると感じている。特別な存在としてのキャラクターを生み出すだけでなく、全ての人が仮想の自分を持ち、仮想空間で活躍できる市場を切り開いていきたい」とコメントしました。Human-EngineのVaskenCEOも、「私たちは、3Dソリューションを通じて、個人の独自性を反映したバーチャルヒューマンを創造してきた。GUNCY’Sとの協力によって、デジタルの未来を育てていくことを楽しみにしている」と語っています。この提携がもたらす新たな市場の開拓や、デジタルコンテンツの未来に対する期待が高まる中、両社の取り組みから目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社GUNCY'S
住所
東京都渋谷区恵比寿1-20-22三富ビル4階
電話番号
03-4520-5770

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