日本初！心理学に基づくメールカウンセリング通信講座が開講

メールカウンセリング通信講座が日本初開講

日本で初めて、心理学の科学的根拠に基づいたメールカウンセリングの通信講座が開講されます。この新しいカウンセリング手法は、主にパソコンやスマートフォンを使用して行うもので、簡潔な文章でのコミュニケーションを通じて、クライアントに心理的な支援を行います。

メールカウンセリングの概要

メールカウンセリングとは、非対面式の心理支援方法で、文字ベースのやりとりのみです。この手法は一般的な対面カウンセリングとは異なり、利用者が自宅で気軽にカウンセラーと相談できる点が魅力です。対面のプレッシャーが少なく、ゆっくりと自分の問題に向き合うことができるのが特徴です。

メールカウンセリングの発展

ただし、現在のところメールカウンセリングに関する科学的な研究は限られており、その効果や利点についてのデータも不足しています。今後の研究によって、メールカウンセリングがどれほど効果的であるかが明らかになることが期待されています。これにより、より多くのクライアントにメリットをもたらす可能性があります。

講座開発の背景

この講座は、内閣府特別の機関である日本学術会議の協力を得ているメンタルケア学術学会によって開発されました。学会では、メールカウンセリングが対面でのカウンセリングと同様に心理学的観点から根拠のある方法であると認識しています。この講座の開発には、メールカウンセリングの第一人者である跡見学園女子大学の教授、宮崎圭子先生が監修しています。

技術習得と実習

講座を通じて、受講者は科学的根拠に基づくメールカウンセリング技術を習得します。また、講座には実技実践が含まれており、講座生と講師との間で実際にカウンセラー役とクライアント役をロールプレイし、リアルなメールカウンセリング体験ができます。

受講可能な教育機関

このメールカウンセリング実技実践プログラム講座は、2017年10月からメンタルケア学術学会の教育附属校や指定校で受講可能です。教育附属校にはTERADA医療福祉カレッジ通信教育校、教育指定校にはヒューマンアカデミーにて受講の申し込みができます。

この新しいカウンセリング手法を学び、多くの方々に科学的根拠に基づく心理支援を提供できるスキルを身につけることを目指しましょう。