2024年度社会デザイン賞受賞者が決定！新たな社会を形作る活動に光を当てる

2024年度社会デザイン賞受賞者が発表

2024年度の社会デザイン賞受賞者が、2024年11月23日に告知されました。受賞者の情報は、11月25日（月）15:30に解禁されます。今回は、社会デザインに寄与する優れた取り組みを行う研究者や団体が表彰されることになりました。

受賞者詳細

大賞

- 受賞者: 佐藤信（演出家・劇作家）

社会と人々との関係性を問う演劇や舞台芸術において、60年以上の活動を展開してきた佐藤氏。彼の先駆的な活動は、多くの人にインスピレーションを与え、社会改革の可能性を示しています。特にアジアの舞台芸術家との交流を図り、次世代への継承を重視してきたことが評価されました。

優秀賞

- 受賞者: 嘉瀬井恵子（福井大学特命講師）

彼女は地域の人材育成活動に携わる一方で、日常の中の変化に着目し、共生の理想に基づいた研究を続けてきました。特に、この年の能登地方の二重災害においても、地域再生に向けた活動への情熱を失いませんでした。

学会奨励賞

- 受賞者: 北海道立別海高校野球部と別海町の皆さん

別海町では、甲子園出場を果たした別海高校野球部が地域の希望となりました。地域コミュニティの力を示す成果を上げ、社会デザイン学の理念に貢献しています。

共生賞

- 受賞者: 小峰ハナ（馬、飼い主：小峰博之さん）

地域社会における循環型社会を実践し、精神的な寄り添いケアを行う馬の存在が、多くの人々の心を支えています。彼の活動は真の共生社会の実現に向けた重要な一歩となっています。

授賞式の詳細

授賞式は、2024年12月8日（日）15時10分から行われ、立教大学池袋キャンパスの太刀川記念館で開催されます。受賞者の講演も実施され、オンラインでの参加も可能です。特に、優秀賞受賞者の嘉瀬井氏は、14時10分からの講演で地域の課題について語る予定です。

社会デザイン賞の意義

社会デザイン賞は、新しい生き方や社会のあり様を模索するために、優れた研究者や実践者を称賛することを目的としています。この賞が社会デザイン学の発展に寄与し、未来の社会を形作る一助となることが期待されています。

受賞者情報については、登録フォームを通じて取材申込が可能です。詳細は、社会デザイン学会の公式ウェブサイトをご参照ください。