SNSやマッチングアプリでの投資詐欺に警戒！注意喚起と対策を紹介

SNSやマッチングアプリの投資詐欺に注意！

最近、SNSやマッチングアプリを利用して知り合った相手や著名人を名乗る者からの投資勧誘が増加しています。この手口に騙された結果、多くの人々が「送ったお金が戻らない」「相手と連絡が取れなくなった」という深刻なトラブルに直面しています。

どのような手口があるのか？

この犯罪の多くは、SNS上で偽のアカウントや広告を使い、著名人の名を借りて投資商品の勧誘を行う形で行われます。例えば、FacebookやInstagramなどのプラットフォームでは、公式アカウントの写真を盗用し、本物であるかのように装っているケースが見受けられます。これに引き込まれると、相手はLINEのグループに誘導し、そこで特定の銘柄への投資を促したり、口座開設や入金を求めることが多くあります。彼らは自分たちの投資で成功したように装うことで、参加者の投資意欲を巧みに刺激します。

一次的に利益が出ているかのように見せかけた後、高額な入金を強いられたり、引き出し時にインチキな手数料を取られることも珍しくありません。その結果、気付いたときには大切なお金が戻らなくなるということが多発しています。

どのように対策するか

このような投資勧誘を受けた場合、まずは冷静に行動することが求められます。まずは、その業者が合法的に登録されているか、「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」で確認することが重要です。相手に不安を感じたら、早めに金融庁の相談窓口や最寄りの警察に相談することが推奨されています。

必要な情報窓口

金融庁では、「詐欺的な投資に関する相談ダイヤル」を設置しており、平日10時00分から17時00分まで対応しています。電話番号は0570-050588、IP電話の場合は03-6206-6066です。また、ウェブサイトでも24時間受け付けています。

さらに、証券取引等監視委員会の情報提供窓口も充実しています。市場の公正性や投資者保護に関する情報も受け付けており、何か不審なことがあれば直通0570-00-3581に連絡することが推奨されます。