グリーンコープ生協(長崎)、環境保護の功績で最優秀賞に輝く
グリーンコープ生協(長崎)が最優秀賞を受賞
長崎県に位置するグリーンコープ生協(長崎)は、令和6年度のながさき環境県民会議表彰において、最優秀賞を受賞しました。この栄誉ある表彰式は、8月21日に長崎県庁で開催され、同生協は環境保護に対する輝かしい業績を称えられました。
グリーンコープの取り組み
グリーンコープは、西日本を中心に16の生協で構成される一般社団法人グリーンコープ共同体に所属し、その代表理事である日高容子氏のもと、2027年までに事業で排出する温室効果ガスをゼロにすることを目指して、カーボンニュートラルに向けた様々な取り組みを行っています。この一環として、グリーンコープ生協(長崎)ではすでに8台の電気自動車(EV)を導入しており、全車両をEV化するための努力を続けています。
電気自動車の導入だけでなく、グリーンコープは多様な施策を進めています。二酸化炭素を排出しない電力の利用や、国産品の充実を通じて輸送時の温室効果ガス削減を実現、リユース・リサイクルの推進など、その取り組みは幅広く、多岐にわたります。
環境に優しい電力供給
また、グリーンコープでんきが提供する電力は自然エネルギーを利用して生成されたものであり、化石燃料に依存しない発電方法を採用しています。具体的には、バイオマス、太陽光、小水力、地熱などが活用されています。この電力を用いることで、発電から使用までの全過程での二酸化炭素排出をゼロに近づけることが可能となります。
特に、グリーンコープ生協(長崎)でEVを導入している支部やセンターでは、「ゼロエミッションプラン」に基づく電気を利用し、温室効果ガスの排出ゼロを達成しています。これは、「地球温暖化対策推進法」に基づく基準を満たしたもので、環境への配慮が徹底されています。
表彰式及びグリーンコープ共同体の概要
表彰式は、8月21日の15時30分から16時00分まで、長崎県庁の大会議室Cで行われます。この受賞を受けて、グリーンコープ生協(長崎)はさらなる環境保護活動の推進を誓い、地域社会において持続可能な成長を目指す意欲を新たにしています。
グリーンコープ共同体は、2018年に設立され、九州全域を中心に広がる16の生協と各種団体から成り立っています。そのビジョンは、「安心・安全な食べものを子どもたちに」という母親の思いから出発し、地域を豊かにすることを目的としています。地域に根差した活動を行う中で、メンバー同士が持つ価値を共有し、連帯し合いながら発展を目指しています。
今後の展望
グリーンコープ生協(長崎)が受賞したことは、地域全体にとっても素晴らしいニュースです。環境問題に対する意識が高まりつつある今日、グリーンコープの先進的な取り組みは他の組織にとっても示唆に富むモデルとなるでしょう。この受賞を契機に、さらなる環境意識の向上と共に、持続可能な社会の実現に向けてさらなる努力を続けていくことが重要です。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人グリーンコープ共同体
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前1-5-1博多大博通ビルディング4F
- 電話番号
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092-481-4800