Xiaomi、日本向けの一部機種に新OS「Xiaomi HyperOS」アップデート開始!
シャオミ・ジャパンは、日本国内向けに販売している一部機種に関し、新OS「Xiaomi HyperOS」へのアップデートを開始したと発表しました。対象製品は、ハイエンドスマートフォン「Xiaomi 12T Pro」で、本日2024年7月1日より一部ユーザーを対象にアップデートが開始され、順次対象ユーザーを拡大していく予定です。
Xiaomi HyperOSは、「Human x Car x Home」というスマートエコシステム向けに設計されており、IoT環境に一貫性をもたらし、すべてのエコシステムデバイスを統合されたシステムフレームワークに統合することを目指しています。これにより、デバイスのパフォーマンスを最大限に引き出し、一貫したユーザーエクスペリエンスとすべてのシャオミデバイス間でのシームレスな接続を実現します。
Xiaomi HyperOSはAndroid™ベースとなっており、スマートフォンやタブレットなど、従来のAndroid™アプリとの互換性を維持しています。Xiaomi 12T ProのXiaomi HyperOSはAndroid™14ベースになります。
Xiaomi HyperOSの特徴
Xiaomi HyperOSには、パフォーマンス、UI、セキュリティの面でさまざまな改善が施されています。
パフォーマンスの最適化:
- - さまざまなハードウェアの性能を最適化し、効率的に最大のパフォーマンスを引き出します。
- - システムファームウェアの占有率が大幅に減少、ストレージの読み込み速度の減退もほぼありません。
- - タスクの平均処理時間14%削減、クリティカルタスクの待機時間72時間削減、割り込み遅延14%削減、メッセージの遅延17%削減、タスク切り替えの遅延16%削減など、パフォーマンスの向上を実現しています。
UIグラフィックの進化:
- - 複雑なレンダリング表現と強力なヴィジュアルレンダリング性能により、より美しく、滑らかなユーザーインターフェースを実現しています。
- - スマートフォン、タブレットなどさまざまなディスプレイに対応しています。
- - 新しいウィンドウコントローラーにより、ウィンドウの形状を簡単に切り替え可能になり、分割画面ウィンドウは個別に開閉できます。
- - Workstation機能により、大画面での作業効率を最大限に引き出します。
セキュリティの強化:
- - エンドトゥエンドのセキュリティと包括的なハードウェアレベルの保護を備えた、コネクテッド時代のための安全なプライバシーフレームワークを採用しています。
アップデートに関する注意点
- - 全体のアップデートが完了するまで、最大で2週間ほどお時間をいただく場合があります。
- - 対象製品をお使いの方であっても、アップデートは順次配信されるため、少々お待ちいただく必要があります。
- - 製品によって、適用されるXiaomi HyperOSの機能は異なる場合があります。
Xiaomi HyperOSの詳細
Xiaomi HyperOSの詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.mi.com/jp/hyperos/
シャオミ・ジャパンについて
シャオミ・ジャパンは、2019年12月に日本市場に参入し、スマートフォン、スマートバンド、スマートウォッチ、完全ワイヤレスイヤホン、プロジェクター、室内カメラ、空気清浄機などのスマートホーム製品など、幅広い製品を販売しています。
Xiaomiについて
Xiaomiは、2010年4月に設立され、スマートフォン、スマートハードウェア、IoTプラットフォームを中心とした製品を開発・販売するグローバル企業です。「ユーザーの友となり、最もクールだと"心から"思ってもらえる企業になる」というビジョンを掲げ、革新的なテクノロジーを通じてより良い生活を提供することを目指しています。
まとめ
Xiaomi HyperOSは、スマートフォン、スマートデバイス、IoT製品をシームレスに統合し、より便利で快適なユーザー体験を提供する革新的なオペレーティングシステムです。アップデートの対象となるユーザーは、最新のテクノロジーをいち早く体験できるチャンスです。