株式会社hokan、SOC2 Type1報告書を取得
保険業界特化の株式会社hokanは、クラウド型保険代理店システム「hokan®︎」が「SOC2 Type1保証報告書」を取得した旨を発表しました。本報告書は、当社が提供するシステムがセキュリティとプライバシーの基準を満たしていることを、第三者の監査機関によって証明されたものです。
SOC2 Type1報告書とは
SOC2(System Organization Control 2)保証報告書は、金融や保険業界におけるセキュリティ強化のニーズを背景に、米国公認会計士協会(AICPA)が定める国際的な基準に基づいています。具体的には、内部統制の整備状況やセキュリティ体制が適切に設計されているかどうかが評価されます。
この報告書は、特に顧客情報などの機密データを扱う業界において、システム導入の際の重要な選定基準となることが期待されています。保険業界のデジタル化が進む中、顧客情報のセキュリティは極めて重要な要素であり、今回の報告書はその信頼を客観的に示すものです。
hokan®︎の特徴と強み
「hokan®︎」は、主に保険代理店に向けた顧客・契約管理システムであり、見込み客から契約の保全までの情報を一元管理します。リリースからの成長を続け、現在では全国の保険代理店に導入されています。特に、業務の効率化や使いやすさが評価され、多くの代理店がこのシステムを活用しています。
信頼性の高いセキュリティ体制を構築することで、保険代理店や保険会社は、自社の内部監査や外部監査での制度評価を効率化し、安心して「hokan®︎」を利用することが可能となります。
安全な運用環境の確立
「SOC2 Type1保証報告書」の取得により、「hokan®︎」のセキュリティもう一段階向上しました。当社は今後もセキュリティのさらなる強化を目指し、Type2保証報告書の取得に向けた取り組みを行う予定です。この報告書では、より長期的な視点での内部統制の運用効率が評価されます。これは、保険業界におけるデジタルトランスフォーメーションの進展に寄与するものと考えています。
今後の展望
当社ホカングループのCISO、吉岡宏樹氏は、今回のSOC2 Type1保証報告書の取得を誇りに思うと同時に、これは新たなスタートであるとも語りました。彼は、日々進化するサイバー脅威に対処し、保険代理店や保険会社のビジネスを支えるための最も信頼されるプラットフォームであり続けることを約束しました。
また、「hokan®︎」はカスタマイズ性が高く、ユーザーの声を反映したアップデートを行っており、今後も保険業界のニーズに対応するサービスを提供し続ける意向です。
まとめ
株式会社hokanによるSOC2 Type1保証報告書の取得は、保険業界におけるクラウド型システムの将来性や安全性を示す重要な一歩です。顧客情報や契約管理の効率化と安全性の向上を実現する「hokan®︎」を通じて、今後も業界の革新に取り組んでいくことがお約束されました。