熱海のジャカランダ遊歩道
2014-05-30 12:25:01
熱海に誕生!世界三大花木のジャカランダ遊歩道が完成
熱海に新たな観光名所誕生!世界三大花木ジャカランダの遊歩道
静岡県熱海市に、世界三大花木の一つとして知られるジャカランダの遊歩道が完成しました。約4000㎡におよぶお宮緑地には、106本のジャカランダをはじめ、79種類21400ポットもの花木が植えられ、鮮やかな色彩と豊かな緑が調和する美しい空間が創出されました。
開花時期以外も楽しめる憩いの場
この遊歩道の設計コンセプトは、ジャカランダの開花時期だけでなく、一年を通して人々が憩える場所を提供することです。そのため、ジャカランダ以外にも様々な花木が植栽されており、四季折々の変化を楽しめます。熱海を訪れる観光客だけでなく、地元住民にとっても貴重な癒やしの空間となるでしょう。
熱海とジャカランダの深い繋がり
熱海市とジャカランダの縁は、1991年、カスカイス市との姉妹都市提携を記念して植樹された2本の木に始まります。そのうち1本は現在もお宮緑地にあり、友好の象徴として大切にされています。その後も、熱海市では積極的にジャカランダの植樹を進め、現在では海岸沿いを中心に多くのジャカランダを見ることができます。温暖な気候が育んだ青紫色の花々は、熱海の初夏を彩る風物詩となっています。
盛大なオープニングセレモニー
2014年6月6日には、大塚商会名誉会長大塚実氏、駐日ポルトガル大使、熱海市長齊藤栄氏らが出席した盛大なオープニングセレモニーが開催されました。ジャカランダの記念植樹が行われ、新たな観光名所の誕生を祝いました。大塚実氏は、熱海を代表する観光名所であるお宮緑地を「日本では他にないジャカランダの森」にしたいという強い思いから、この事業に尽力されました。
ジャカランダの魅力
ジャカランダは、カエンボク、ホウオウボクと並ぶ世界三大花木の一つです。中南米原産のノウゼンカズラ科の落葉樹で、シダのような葉と、美しい青紫色の花が特徴です。近年、海外旅行の増加に伴い日本での認知度も高まっており、熱海はその美しい花々を堪能できる貴重な場所となっています。九州の一部地域でも見られますが、本州でこれほどの規模で街路樹として植栽されているのは、熱海の温暖な気候が大きな要因です。
熱海観光の新たな魅力
このジャカランダ遊歩道は、熱海観光の新たな魅力として、多くの観光客を呼び込むことが期待されています。青紫色の花々が咲き誇る美しい景観は、写真映えも抜群で、SNSでも話題になること間違いなしです。熱海を訪れる際には、ぜひこのジャカランダ遊歩道を散策してみてください。
今後の展望
熱海市は、このジャカランダ遊歩道を中心に、更なる観光振興を目指しています。周辺地域の整備や、観光客向けのイベント開催などを通じて、熱海の魅力を発信し続けていくでしょう。この美しい遊歩道は、熱海の未来を彩る新たなシンボルとなることでしょう。
会社情報
- 会社名
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熱海市
- 住所
- 静岡県熱海市中央町1-1
- 電話番号
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0557-86-6000