アサヒグループが誇る乳酸菌が世界的に評価される！

アサヒグループが独自開発した乳酸菌が世界で賞を受賞

アサヒグループ食品株式会社（本社：東京、社長：川原浩）の独自乳酸菌「CP2305ガセリ菌」が、最近行われた世界的な食品原料見本市で高く評価され、名誉ある賞を受賞しました。この受賞は、同社が乳酸菌研究で長年培ってきた専門知識の証であり、今後の展開に大きな期待が寄せられています。

受賞した背景

「CP2305ガセリ菌」は、2025年3月からアサヒグループが海外およびグループ外への販売を開始する予定です。健康志向の高まりや多様な食品ニーズに応えるため、今後ますますの需要が見込まれています。受賞により、さらなる事業拡大を目指す意向も示されています。

ドバイでの受賞

11月3日から5日までドバイで開催された「Gulfood Manufacturing 2025」では、「Functional Ingredient of the Year（機能性素材オブ・ザ・イヤー）」として評価されました。審査員たちは、CP2305ガセリ菌の科学的な裏付け、応用範囲の広さ、そして現代の健康志向の消費者のニーズにマッチした点を高く評価しました。

パリでの評価

続く12月2日から4日にパリで行われた「Food Ingredients Europe 2025」では、「Health Innovation Award（健康イノベーション賞）」を受賞しました。ここでも、精神的ストレスの緩和や睡眠の質向上、腸内環境の改善が科学的に証明され、消費者のニーズに応えることができる素材であることが評価されました。

CP2305ガセリ菌の特性

「CP2305ガセリ菌」は、アサヒグループが独自に開発した乳酸菌です。「カルピス」由来の乳酸菌研究から発見されたこの菌は、以下のような効果が報告されています：

- 日常的な精神的ストレスの緩和
- 睡眠の質（眠りの深さ）の向上
- 腸内環境の改善
- 月経前の気分の劣化や疲労感の軽減

このように多面的な健康効果を持つことから、アサヒグループのサプリメントや飲料の原料として幅広く使用されています。

海外展開と期待

アサヒグループは、外国市場においても「CP2305ガセリ菌」の提供を進めています。具体的には、ADM WILD VALENCIA社との供給契約を結び、主に北米、欧州、アジアの食品メーカー向けに販売を行っています。最終製品は、サプリメントや健康食品として展開され、消費者からの高い関心を寄せられています。

このように、アサヒグループが誇る「CP2305ガセリ菌」は、今後健康志向の消費者にとっての新しい選択肢となることが期待されています。受賞のニュースを契機に、ますますその需要が高まることでしょう。