谷桃子バレエ団が描く夢の舞台『ドン・キホーテ』
1949年に設立された谷桃子バレエ団は、日本のバレエ界において長い歴史を持つ老舗のバレエ団です。その活動の一環として、バレエを学ぶ子供たちに舞台での共演の機会を提供する「TMBドリームプロジェクト」を進めています。このプロジェクトでは、「舞台で成長する」をテーマに、団員と共に練習やリハーサルを重ね、実際の公演に参加するという独自の体験を通じて、若いバレリーナたちに貴重な経験を提供しています。
新春公演『ドン・キホーテ 全幕』の全国子役オーディション
新春公演として『ドン・キホーテ』全幕が2023年1月14日(土)・15日(日)に東京文化会館で上演されることが決まり、これに伴い全国子役オーディションが開催されます。前回のプロジェクト「眠れる森の美女」に続く第2弾としてのこの公演では、バレエの古典的な名作を背景に、恋と冒険をテーマにした人間味あふれる物語が展開されます。「心で踊る」演技によって、観客に楽しさと感動を届ける舞台が作られることを目指しています。
公演日程と登場シーン
1月14日と15日、それぞれ17:00および14:00からの公演が予定されています。この作品では、様々なキャラクターを演じる子役たちが登場します。具体的には、第一幕で大道芸人、第二幕で森の妖精、そして第三幕では小姓たちが観客の前に立つことになる予定です。夢を追い求める子供たちを全国から募り、彼らがこの公演で一流のダンサーたちと共演することが期待されています。
応募条件とオーディションの流れ
オーディションの応募は、8歳から18歳までの男女が対象です。バレエ歴は1年以上必要で、10月下旬からはリハーサルに参加できることも条件となります。オーディション自体は二次審査に分かれており、事前に見本動画をら確認し、振り付けを覚えて自身のSNSに投稿、その後応募フォームからエントリーという流れです。
感動の舞台表現を未来のダンサーたちと共に
今回の公演には、音楽監督として井田勝大氏が参加し、シアターオーケストラ東京が演奏を担当します。また、照明には著名な照明デザイナーの足立恒氏が関わり、華やかな舞台を演出します。舞台に立つことで得られる貴重な経験を、今後のバレエダンサーにとっての糧にしてほしいという願いが込められています。
まとめと公演の詳細情報
谷桃子バレエ団の新春公演『ドン・キホーテ 全幕』は、特に子役にとって夢のような体験として登場します。この舞台を通じて、未来のダンサーたちが成長し、バレエの素晴らしさを実感することができたら嬉しいです。前回に続くこの新たなプロジェクトにご注目ください。
【公演情報】
- - 日程:2023年1月14日(土)・15日(日)
- - 会場:東京文化会館
- - チケット一般発売:10月22日(土)12時〜
- - 詳細は谷桃子バレエ団の公式HPをご覧ください。