香川県の挑戦:ウミゴミラダンスプロジェクト
美しい瀬戸内海を背景に、香川県は新たに「ウミゴミラダンスプロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、海ごみ問題への関心を高めることを目的としています。ウミゴミラは香川県で誕生した親しみやすい海ごみキャラクターで、海底で海ごみを食べるとされています。県民は、このキャラクターを通じて、海の美しさとごみ削減について考えるきっかけを得ています。
ウミゴミラとは?
ウミゴミラは、2014年に香川県で誕生した海ごみキャラクターで、海の生態系を守るために活動しています。独特な外見のウミゴミラは、子どもから大人まで、多くの人々に人気があります。このキャラクターが、香川県民に海ごみ問題を身近に感じさせ、親しみを持たせる役割を果たしています。県はウミゴミラと共に、海ごみ問題に取り組みながら、地域の環境意識を高めるプロジェクトを展開しています。
踊ってつながる活動
香川県では、ウミゴミラの公式ソング「ぼくはウミゴミラ〜みんなでまもろう!せとないかい〜」を制作し、プロモーションムービーをYouTubeで公開しています。今年は、コロナウイルスの影響で多くのイベントが中止されました。そのため、香川県はオンライン動画を通じて、ウミゴミラの楽曲に合わせて踊る動画を募集しています。
集まった動画は編集され、一つのダンス動画にまとめてオンラインで公開される予定です。この取り組みは、誰でも参加でき、個人や団体も問いません。参加者は、ダンスを通じて海ごみの問題について考え、身近なごみを減らす工夫の重要性を認識することを目指しています。
国際的な海ごみ問題に立ち向かう香川県
香川県は、日本で最も小さな県ではありますが、全県民を巻き込んだ先進的な海ごみ対策を進めています。海ごみの問題は国際的なテーマとなっており、香川県でもその影響が感じられます。県は、海ごみの減少に向けた意識改革と新たなプロモーション活動を続け、多くの県民がこの問題に取り組むよう呼びかけています。
プロジェクトの詳細
「ウミゴミラダンスプロジェクト」の募集期間は、2022年12月31日までです。参加希望者は、公式ウェブサイトから募集要項を確認できます。香川県の取り組みを知り、参加してみましょう!
お問い合わせ先
本プロジェクトに関する問合せは、香川県環境森林部環境管理課里海グループ(電話:087-832-3220)までお願いします。市場や観光地での活動を通じて、より多くの人々が海ごみ問題に関心を持つことを期待しています。