銀座の森岡書店が贈る横尾忠則の特別展示販売会
2025年11月11日から23日まで、銀座の森岡書店で現代美術の巨匠、横尾忠則の特別展示販売会が行われます。この展示会では、1960年代から70年代にかけて彼が生み出した革新的な作品が一堂に会し、アート愛好者や一般の方々にその魅力を堪能していただける貴重な機会が提供されます。
イベント概要
イベントは全体会期として2025年11月11日から23日まで開催され、17日(月)は休廊となります。開場時間は毎日午後1時から午後7時まで。会場は東京都中央区銀座にある森岡書店で、アクセスも便利です。
特に注目すべきは、初日の11日から16日までの1週目に展開される『TADANORI YOKOO Masterworks 1960s-70s』です。この展示では、横尾忠則自身が厳選した代表作を収めた超大型A2サイズの特装版作品集が販売されます。300部限定のこの作品集には、直筆サインが施され、特製の装丁生地には横尾の故郷・西脇市の伝統織物が使用されており、アートの質感を一層引き立てています。
さらに、オフセットポスターも展示され、注目のサイン入りポスター『腰巻お仙』や『ガルメラ商会』も販売されるため、早めの来場が推奨されます。
2週目の特別企画
11月18日から23日までの2週目では、『僕のY字路Painting』と『僕とY字路Photograph』の2冊が展示販売されます。これらの出版物は、Y字路の魅力と、その影響を受けた横尾忠則の視点から新たに解釈された内容が詰まっています。特に『僕のY字路Painting』は、夜のY字路をテーマとした120点以上の作品を収め、横尾の独特の反復の技術が随所に見られます。同時にエッセイも収録され、その魅力を深く掘り下げています。また、『僕とY字路Photograph』では、横尾自身が撮影・構成した写真作品が並び、観る者を現実とフェイクの世界に引き込むような迷路のような体験が待っています。
著者プロフィール
横尾忠則は、1936年に兵庫県で生まれ、1972年にはニューヨーク近代美術館での個展を皮切りに、世界中の各国ビエンナーレで数多くの作品を発表し続けている現代美術家です。彼の作品は、鋭い視点と独創的な表現方法により、国内外で高く評価されています。44年間の創作活動を経て様々な受賞歴があり、近年では東京都名誉都民や日本芸術院会員に選ばれるなど、名誉ある称号を数多く獲得しています。
この特別展示販売会は、横尾忠則のアートの新たな魅力に触れられる貴重な機会です。アートファンのみならず、全ての人々に彼の作品が持つメッセージと力を感じ取っていただきたいです。アートの持つ力をぜひ体感しに来てください。
終わりに
ぜひこの機会に、銀座の森岡書店に足を運び、アートの魅力を再発見してみてはいかがでしょうか?美術作品の購入や展示を通じて、横尾忠則の作品との素敵な出会いが待っています。