森永乳業がCDPの水セキュリティ分野で最高評価「Aリスト」に選定

森永乳業、CDP水セキュリティ分野での評価

森永乳業は、国際的な非営利団体CDP（Carbon Disclosure Project）より、水管理における取り組みとその透明性を高く評価され、水セキュリティ分野において「Aリスト」として認定されることとなりました。この選定は、同社が環境への配慮を重要視し、持続可能な経営を実現するために努力している証といえるでしょう。

CDPとは？

CDPは、2000年に設立された、企業の環境影響を評価し情報を開示するシステムを運営する国際的な非営利団体です。2025年には、22,100社以上の企業が気候変動、フォレスト、水セキュリティに関わる情報を開示し、約20,000社がDからAの評価を受けることとなります。水セキュリティ分野における「Aリスト」は、特に優れた企業に与えられる名誉です。

森永乳業のサステナビリティへの取り組み

森永乳業は、「サステナビリティ中長期計画2030」に基づき、「環境配慮と資源循環」を重要なテーマとして掲げています。特に、水資源の使用量を2013年度比で15%以上削減することを目指しており、具体的な施策を講じています。これには、生産工程内での水の回収や再使用、水利用設備の運用見直しが含まれています。これらの取り組みにより、持続可能な水利用を推進し、水資源の保全に貢献しているのです。

今後の展望

このたびのＡリスト選定は、森永乳業の透明性ある情報開示、リスク認識とその対応、さらに高い目標設定と実行力が評価された結果です。企業としての責任を果たすことで、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。今後も、コーポレートスローガン「かがやく“笑顔”のために」のもと、サステナビリティ経営の10年ビジョンを達成するべく、「森永乳業グループ中期経営計画 2025-28」との連携を強化し、水資源管理の向上やその他のサステナビリティ活動に引き続き取り組んでいく所存です。