下鴨神社の特別な干支
2024-11-27 11:53:45

世界的アーティスト茂本ヒデキチ氏が下鴨神社で特別な干支ライブペイントを開催!

世界的アーティスト茂本ヒデキチ氏が下鴨神社で特別な干支ライブペイントを開催!



下鴨神社では、2024年12月1日(日)に、来る令和七年の干支「巳」をテーマにした墨絵ライブペイントが行われます。ライブペイントは、現代墨絵の第一人者である茂本ヒデキチ氏によって披露され、地域に新たな文化芸術の風を吹き込む機会となります。

茂本ヒデキチ氏は、その作品が現役の中学校の教科書に採用されるほど、現代墨絵界で名を馳せています。彼のアートは、伝統的な技法と現代の表現を融合させることにより、日本の魅力を国際的に発信する役割を果たしてきました。オリンピックなどのグローバルな祭典でも、日本らしさを強調する演出に挑戦しています。

干支「巳」に込められた思い



茂本氏によると、干支「巳」は特に挑戦的であり、墨絵の特性を活かすためには、一瞬の美を捉え形を整える必要があります。「一筆入魂」が求められ、これは制作過程での集中力と熱意を示すものです。ライブペイントは彼にとっても大きな挑戦であり、この作品を通じて、観客に感動を伝えたいという強い意志が伺えます。

今回のライブペイントでは、特別に国指定重要無形民族文化財に指定される「豊前神楽」との共演が決定しています。この演目には、大蛇が登場し、天下泰平を祈念するストーリーが舞われる予定です。茂本氏は、「巳」に関連する演目を依頼し、文化の深さを伝えることを目指しています。また、豊前神楽に登場する鬼のキャラクターが、アニメなどで世界中に知られることになったことにも触れ、若者に日本文化の魅力を伝える機会にもつながると期待しています。

新たなカルチャーの誕生



ライブペイントは、下鴨神社の「切芝」と呼ばれる特別な場所で開催される予定です。「切芝」は、新しい御祭神の魂が誕生する場所とされており、歴史と新たな文化の交差点として位置づけられています。このイベントを通じて、下鴨神社は過去と未来を結びつける役割を果たすことを目指しています。さらに、茂本氏は下鴨神社の御祭神である「賀茂建角身命」と「玉依媛命」の墨絵も希望しています。その歴史や逸話を基に、今の時代にふさわしい作品を作り上げるとのことです。

未来への文化的遺産



下鴨神社では、2036年に迎える第三十五回式年遷宮に向けた文化事業の一環として、12年間にわたって次年度の干支をテーマにした文化芸術を残す取り組みを行っています。これは、歴史的な節目となる千年の時間を振り返り、未来に向けた信仰の一助にしたいという願いが込められています。

奉納された作品は、2025年元旦からの干支御朱印の授与品にも利用される予定で、昨年までの干支「辰」の作品の授与は終了していますが、2024年12月末までの期間限定で茂本氏の作品を用いた「楼門」の御朱印も授与予定とのことです。

この特別なイベントは、見学も無料で参加でき、アートを通じて日本文化が息づく瞬間が見られる貴重な機会です。どうぞお見逃しなく!

【日時】2024年12月1日(日)13:00〜14:30頃
【場所】切芝(表参道半ば)
【見学】無料
詳しくは、下鴨神社の公式ホームページをご覧ください。

【公式Instagram】
下鴨神社Instagram
【取材に関するお問い合わせ】
下鴨神社
TEL: 075—781−0010
メール: [email protected]
担当: 大塚


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会社情報

会社名
賀茂御祖神社
住所
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号
075-781-4722

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