サステナビリティボンド発行
2026-01-09 17:47:24

JR東日本、サステナビリティボンド発行で未来の鉄道へつなぐ

JR東日本がサステナビリティボンドを発行


JR東日本は、2024年に国内無担保普通社債の発行を決定しました。その中には第8回サステナビリティボンドが含まれ、環境及び社会課題の解決を目的とした資金を目的としています。合計500億円の発行額は、5年債200億円、10年債300億円となっています。特に10年債はサステナビリティボンドとして位置付けられています。

このサステナビリティボンドを通じて得られた資金は、いくつかの重要なプロジェクトに充当されることが決定しています。具体的には「E10系車両の開発」や「鉄道設備の更新」、「水力発電所の老朽更新工事」、さらには「地域活性化のための新駅設置」など、環境に配慮した取り組みが進められます。

発行条件と背景


今回の発行については、国債との利回り格差を参考にしており、具体的には第205回債第361回国債に対して0.210%、第8回サステナビリティボンドは0.290%という条件が提示されています。こうした利回りは、投資家にとっても魅力的です。

サステナビリティボンドの資金使途


以下に、サステナビリティボンドにより資金を充当する予定のプロジェクトについて詳述します。
1. 車両(E10系)
究極の安全性とお客さま志向を追求する新たな東北新幹線車両「E10系」の設計が進行中です。この車両は、環境負荷を軽減する要素を取り入れた最新鋭のもので、2027年秋に完成し、2030年度からの営業運転を目指します。

2. 鉄道設備の更新
信号機間の連動装置の更新も進めます。これは、安全な列車運行に欠かせない装置であり、持続的な投資が必要です。

3. 水力発電の更新
新潟県十日町市にある信濃川発電所の老朽化した設備の更新を行います。この発電所は、首都圏や新幹線の電力供給を支える重要な存在であり、クリーンエネルギーを供給します。

4. 地方創生・地域活性化
新駅設置に向け、藤沢市や鎌倉市と協力し省エネルギーに配慮した駅作りを進めています。この村岡新駅(仮称)はZEB認証を受けるなど、エコロジカルな環境作りに貢献します。

5. Suicaエリアの拡大
今後10年間でSuicaの機能を強化し、首都圏を含む多くの地域で利用できるようにします。これにより、より多くの人々が便利に利用できるデジタルプラットフォームの拡大が期待されています。

サステナビリティファイナンス・フレームワーク


JR東日本は、このサステナビリティボンドの発行を通じて、国際資本市場協会に則ったファイナンス・フレームワークを策定しています。これにより資金の使用目的やプロジェクトの評価プロセスが明確化され、投資家への透明性が確保されます。

まとめ


JR東日本によるサステナビリティボンドの発行は、未来の社会や環境への責任を果たす重要なステップとなります。今年以降も持続可能な成長を目指し、地域活性化や環境保護に寄与していくことでしょう。これらの取り組みは、単なる鉄道事業の拡大にとどまらず、全社会的な利益へとつながることで期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
東日本旅客鉄道株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-2-2JR東日本本社ビル
電話番号

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